自分の中の輝きを見つめる〜不調とは自分らしさを失っている時〜

自分を縛っているものは「周囲の期待に応え、評価をされたいと思う心」です。 それが自分の輝きを失わせています。

例えば、「穏やかに生きる」という想いを大切にしていれば、それが輝きです。
それは常に自分が大事にしたい。と思っていることでなければなりません。
そして他人の評価や環境によって左右されるものではなく、どんな時でも維持できるもの。思い出せるものが良いです。正解や不正解があるものではなく、自分の中で輝いている大切な想い。だと思ってください。

 

● 輝きを失わせているものは何なのか?

ではその輝きが今はどうなっているのかを振り返ってもらいたいのです。
おそらく、自分が大切にしている想いや意志すらも忘れていた。あるいは思い出してもそこに気持ちが働かない。というくらい二の次になっていないでしょうか?

それが今「輝きを失っている」状態です。

好調な時、不調の無いときは、想いや意志で動くことができるし、その輝きを美しいと思うことだってあるはずです。
輝きを失っている今は、本来の自分ではないのです。自分らしさを失ってしまっています。

何がそれを失わせているのでしょう?

今、自分を縛るものは何でしょうか?

先ほどの例をそのまま続けるとしたら、
新しい職場で新しい仕事を始めて、休憩も睡眠時間も削っている。
それによって穏やかに生きるという意志よりも、周りに迷惑をかけてはいけない。早く信頼されなければいけない。さらには有能だと思われたい。ということまで考えていたとしたら、

自分を縛っているものは「周囲の期待に応え、評価をされたいと思う心」です。
それが自分の輝きを失わせています。

 

● 自分を縛るものを愛する

自分を縛るもの、自分の輝きを失わせているものが見えたら、それを排除するのではなく、それを愛してみましょう。
愛してみる。というのは、認める、ということです。

「周囲の期待に応え、評価されたいと思う私」って、可愛いじゃん。だからこそ頑張れる私、健気じゃない。

と、認めてしまうということです。

そうすることで、これまで自分を縛っていたものが、縛っていたものではなくなる。
つまり、これまでの壁を壊すことになるのです。ブロックを外す。という言い方もあるかもしれません。

ブロックを外す、壁を壊す、というと「それを乗り越える。」「そう考えない自分になる。」と思いがちですが、
そんな自分を愛してみる。ということが一番早い壁の壊し方です。

 

● 自分らしい輝きを取り戻す

自分の輝きを奪っていたことすら愛することができたら、きっと自分の輝きも取り戻せそうじゃないですか?

自分と向き合うことは、苦しいことではなくて、希望を探すこと、輝きを探すことだと思って欲しいのです。
そして常に輝いている自分をイメージして、そこに近づけるように日々を暮らしてください。

 

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