心を幸せに満たしてくれる「リーディング」とは?

「亡くなった命は、意味が無かったわけではなかった。ちゃんと意味があって、今でもここにいてくれる」

「瞑想がきっと鬱に良いのでは無いだろうか」と考え、受講してみると、僕の精神状態は本当に劇的に良くなっていったのでした。それから僕はその学校の「瞑想、ヒーリング、透視能力開発」にのめり込んでいったのです。

そこのカリキュラムは過酷を極め、寝る時間、食べる時間、遊ぶ時間を惜しんで練習しなければいけませんでした。卒業までほぼ毎日、数時間の鍛錬をしなくてはならず、卒業率は1〜2%ぐらいとも言われていました。

そんな厳しいカリキュラムだったのですが、「透視リーディング、透視ヒーリング」をしていて、相手の人が目の前でどんどんと変化していく様子は驚愕的で、「ほんの短い間でこんなに変わって成長する」事に感激したのです。
そして将来、「もっと多くの人たちに感動を与えたい」と思って、それまで歯を食いしばって頑張ろうと勉強したのでした。

「君のカウンセリングを受けて、ガンが治ったんだ」
そう言ってくれる人がいたり、

「本当のたましいの言葉なのかどうかは、僕には解る。だから、本当の言葉を言われたから、涙が流れて止まらないんだよ」
見るからにプロのサイキックと思える男の人に、そんなふうに言われた事もありました。

卒業までに最低200ケースの「透視リーディング」をしなければいけなかったのですが、外国人である僕は「他の人と対等に出来る様になるためには、一緒の事をしていてはダメだ。もっと量をこなさなければ」と思い、本当に誰よりも沢山の「リーディング」をしたのでした。

 

そんな忙しい中でも、僕が得意としたのは「スピリチュアル・ミッドワイフ(たましいの助産師)」と呼ばれる「親子のカウンセリング」でした。

誰よりも子どもに好かれる僕の性格を先生が見つけて、受講するように勧めたのですが、勉強をすすめていくうちに本当に子どもに好かれると思える場面が沢山ありました。

流産したり死産した赤ちゃんが、ひょっこりと姿を見せてくれたり、お母さんとの前世の関係を話してくれたりしてくれたのです。そしてその事をお母さんにお話しすると、本当に感激してくれたのです。

「亡くなった命は、意味が無かったわけではなかった。ちゃんと意味があって、今でもここにいてくれる」
そんなふうに涙を流して、心が満たされて幸せな気持ちに包まれる方が何人もいたのです。

きっと僕は、大きな幸せじゃなくても良い。
ちっちゃな個人的な幸せを一緒に見るために、このリーディングをするのかも知れない。
僕はきっとあの頃から、そんな思いを持つようになっていったのだと思います。

 

(文: 上田 サトシ)

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