心を幸せに満たしてくれる「リーディング」とは?

「亡くなった命は、意味が無かったわけではなかった。ちゃんと意味があって、今でもここにいてくれる」

何年か前に「超能力FBI捜査官マクモニーグル」としてテレビで紹介されたジョゼフ・マクモニーグル(通称ジョー)は、かつてベトナム戦争に従軍していたそうです。
その頃の彼は、「彼の属する部隊は他の部隊と比べて危険な場面に合わない、生還率が著しく高い」と噂されていたそうです。

きっとそれは只の噂だけでは無かったのでしょう。

それらの成果を基に、米陸軍が極秘裏に「スターゲイト・プロジェクト」という超能力研究開発プロジェクトを進めていきました。

ジョーは、そのプロジェクトに参加して、数々の諜報作戦における功績が認められ、勲功賞を授与されたそうです。

そのプロジェクトの作戦名は、リモート・ヴューイング(遠隔透視能力開発研究、通称:RV)と言われていて、研究はシリコンバレーのスタンフォード研究所(SRIインターナショナル)で行われていたそうです。

 

SRIというのは超能力研究所という訳ではなく、その他にも様々な研究をしています。

特にIT関連の研究所として有名で、日系の企業などともコラボで研究などもしていて、世界で初めてコンピューターのマウスを発明した研究所としても知られています。

実は僕は以前、この研究所が募集していたIT関連の求人広告を見て、面接に行った事がありました。
入り口ロビーには世界初のマウスが展示してあり、建物ははっきり言って新しいとは言えないくらいで、それでも原爆が落ちても生き残れる地下施設があるそうで、何のためにそれ程のものが必要なのか疑問に思っていたのでした。
それが軍関係の研究が行われていたからなのだと言われれば納得します。

そのようなベトナム戦争以降に注目された超能力開発は、アメリカの軍、政府機関、医療機関、そして民間でも研究が進められました。
そしてその中には、ヘミシンクと呼ばれる方法で意識離脱研究をしているモンロー研究所などもあります。

そのSRIの近くに、僕が以前働いていたスタンフォード大学、そして僕が通っていたサイキック学校(バークレー・サイキック・インスティチュート(BPI))があったのです。

その時は知らなかったのですが、その学校もやはり同じような時期、ベトナム戦争以降に「ルイス・ボストウィック」という超能力者が創設して、業界では名だたる超能力開発学校だったそうなのです。

その「ルイスがRVや、他の機関の超能力研究開発に関わっていた」と考えるのは、さほど間違った考えではないのかもしれません。

極秘裏に行われた事でもあるし、今更何の証拠も無いのですが、同じ時期に同じような研究がされていたのは考えさせられます。

ルイスが亡くなってから、僕はこのサイキック学校に行くようになるのですが、その時は超能力開発などに興味があったわけではなく、自分が抱えていた精神的な問題、鬱を何とかしようと思って行き始めたのです。