こんにちは。魂を浄化するソウル・セラピストの上田佳穂です。
変わりたいのに変われないなら、自分の本音に耳を傾ける
「変わりたい!」と強く思うとき、わたしたちは、自分の欠点に目がいっていたり、自分に愛想を尽かしたりしているものです。「こんな自分はもう嫌だ」と思って自分を否定したくなるときに、変わりたい! と強く思うのではないでしょうか。
人には、成長したいという本能があるので、自分をよりよく変えたいと思う人は多いです。
そして、成長したいと思っていると、どこからでも学びを得ることができて、成長できるものです。
ところが、自分はいつまでも変わらない、ダメな人間だと思っている人も沢山いらっしゃいます。なぜいつまでも変われないのでしょう。
それは、本当は、変わりたくないからです。
口でいくら変わりたいと言っても、行動が変わっていないのなら、本心は「変わりたくない」と思っているのです。自分では気づかなくても、心のどこかで、今のままの方が都合が良いと思っているからなのです。
変化に弱い人は、安定したところにいると、そこがどんなに居心地が悪いと嘆いていても、リスクを冒してチャレンジすることよりも、文句を言いながらその場にとどまってしまうのです。
そうなると、ますます変わることは怖くなり、勇気が必要となり、動けなくなり、変わりたいと思いつつも、変われない状態に陥るのです。
だからこそ、変わりたいのに変われないと嘆く前に、まず、自分の本音に耳を傾けることをしてみませんか。
「本当は、どうしたいと思ってる?」
「このままの方が楽だよね」
「このままの方が安心だよね」
今の自分をそのまま認める
自分の本心がなんなのかを見つめて、自分が本当は心の奥底では、変わることを怖がっていることを認めてしまうこと。それが、自分を愛する第一歩です。
今の自分をそのまま認めることは、自分を否定することでも、肯定することでもありません。
自分がどこにいて、どういう状態なのかを知って、それをそのまま受け入れること。
たとえて言うなら、前に進みたいのに、信号の前でずっと立ち止まっている自分を見つけること。青信号になっても、そのまま立ちすくんでいる自分を認めること。
「ああ、わたしは、信号の前で立ち止まっているんだな」と認めること。
信号の前で立ち止まっていることが悪いことではないのです。ただ、自分が立ち止まっていることを認める。そこに否定も肯定もないのです。