今年の春先に、レアな星配列の「グレート・コンジャンクション」という、惑星の配列についての記事を書きました。
そしてそこに記したように、今年最初のそのレアな星の配列が起こっていた間に、新型コロナ肺炎が広がり、まさに世界中がひっくりかえるような騒ぎとなりました。
今年は1年を通して、今まで以上にレアな星の配列や、惑星の逆行があるため、いろいろなことが今まで通りには行きにくくなってきているようです。
では今年の残り半年は、いったいどのような惑星の動きがあり、運勢に影響を及ぼすでしょうか?
6月30日に再び「グレート・コンジャンクション」発生!
年頭から今年の3月末あたりにかけては土星・木星・冥王星が一緒になる「トリプル・グレート・コンジャンクション」が起こり、恐ろしく強烈なパワーを発揮してくれたせいか、まさに世の中がカオス状態になってしまいました。
この「グレート・コンジャンクション」は、いったん3月20日に解除されていたのですが、その後も火星と天王星以外の惑星が逆行を繰り返し、人々に試練を与え続けてきました。
そしてこの6月30日には、再び木星と冥王星がやぎ座で重なる「グレート・コンジャンクション」が発生するのです。
今回の「グレート・コンジャンクション」で起こるかもしれない出来事は、いったんは一息つけそうな雰囲気になるということです。
そしてこの半年を振り返って反省したり、今後に関して長期計画の見直しや、日常生活の変化に対する対応なども考えるべき時期なのです。
しかし前回の「グレート・コンジャンクション」に比べると、ゆったりできる雰囲気があり、そのために気持ちが緩んでくることもあり得えます。
そこが今回の「グレート・コンジャンクション」の罠! とでも言いましょうか、ここでの緩みのために、その後にしっぺ返しがやってくるということが考えられるのです。
つまりまた秋以降に新型コロナ肺炎の第2波、3波が来ることになるようなことが起こるかもしれません。
したがって調子に乗ったような行動を取らないよう、自制心を持って過ごすことをおすすめします。
前回の記事に書いた「名越の祓」を神社で行って、身を清めてこれからの半年を健康で平和に暮らせるようにお祈りするのもよいかもしれませんね。
年末にもう一度やってくる「グレート・コンジャンクション」
実は今年はこれだけでは終わらず、11月13日にも再び「グレート・コンジャンクション」が起こります。
今回は、土星、木星、冥王星がやぎ座に集まる「トリプル・グレート・コンジャンクション」になります。
ここで再びインパクトの強い配列となるため、多かれ少なかれ社会も個人も大きな出来事に見舞われる可能性はあります。
ただし今年に前半で「グレート・コンジャンクション」が起こったときに、すでに一度ショッキングな状態に遭遇したため、それを学びとしてうまく乗り切って行ける可能性は大きいのです。
しかし中には私利私欲に走る人も増え、自分のことしか見えなくなる人も出てきそうです。
一方で、一旦落ちるところまで落ちてしまうようなことがあったとしても、そこから再び這い上がることも、よみがえることもできるパワーは与えられそうです。
今年の試練を乗り越えて多くを学び、強くなっていれば、来年から新しく生まれ変わるかのごとく、さらに上へと上昇していくことも可能なのです。
「グレート・コンジャンクション」がもたらすこと
今年は度重なる「グレート・コンジャンクション」の発生により、世の中の流れが切り替わる変革の時期に来ているようです。
その変化が良い方に向かっているにせよ、変わるということは相当なエネルギーを使いますし、辛くもあります。
世の中を見ていても、今まで取り繕ってきたことや、嘘で固めてきた人たち、不誠実だった人たちは、どんどんそれが暴かれてきています。
ようするにもう「今までのまま、世の中や人々を欺いていたのではやっていけないよ」という警告なのです。
しかし今年の「グレート・コンジャンクション」が世の中や人々にもたらしてくれたものは、決して試練だけではありません。
今までの生き方の見直しや、これから将来に対しての考え方や生き方の変更、そして人々とのつながり方なども教えてくれているのです。
「グレート・コンジャンクション」による、今年の試練が起こったからこそ、気づかされたことも多々あるはずです。
それが今はとても辛いことのほうが多く感じるかもしれませんが、あとで振り返ってみると、きっとそれなりに成長した自分と、賢くなった自分に気がつくのではないでしょうか?
ホームページ:https://tarotreiko.amebaownd.com
《伊庭野れい子(いばのれいこ) さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/tarotreiko/?c=153236