魂のQOLを向上させようVOl.44~守護(ガイド)と対話する方法(1)

わたしの仕事は「通詞人」、守護との通訳です。よく言われるのが「わたしは、先生とは違って、素人だから」的なお言葉。どうして聴こえるひとと聴こえない人がいるのでしょうか?

魂のQOL向上のためのスキルを、鑑定師惠美子がお伝えするシリーズ。
今回は「ガイドとのコミュニケーション術」について、二回に分けてお伝えします。

 

■本当は、誰でもガイドと話せる■

わたしの仕事は「通詞人」、守護との通訳です。守護といってもいろいろあるので、ここでは「ガイド」で統一させて頂きますね。
よく言われるのが「わたしは、先生とは違って、素人だから」的なお言葉。確かに、10年以上もこのお仕事をさせて頂いていますしプロとしての自覚もありますから、素人ですとはいいません。
ですが、ガイドと話せる=素人じゃないであるのならば、それはちょっと違うと思っているのです。

なぜなら、どなたでもご自身のガイドとはコミュニケーションが取れるはずだから。

では、どうして聴こえるひとと聴こえない人がいるのでしょうか?

アート

 

■人間自分のことには、「願望」が混ざるもの■

わたしがよくご依頼いただく方にお伝えするのは、「わたしは自分自身のことが、判らないんですよ」ということ。わたしは新人のころは、自分のガイドとはまったく話ができない鑑定師でした。そのころ、都内で同じ業種についている先輩を訪ね、鑑定を受けたことがあります。そこで言われたことは「やり方を変えたら貴方だって、自分の守護と話せるはず」ということでした。

けれど、方法がまったくわからない。尋ねてみましたが方法は人によって違うから、自分で探した方がいい、と言われてしまい、教わることはできませんでした。

今現在どうかといえば、話をする方法もなんとかわかるようになり、前よりはコミュニケーションが取れるようになりました。
「前よりは」とつけたのは、やはり、ご依頼を頂く方のようにはコンタクトが取れない状態が続いているから。そして、これはこの先もゆっくりとしか改善されないだろうことも、わかっています。

自分のガイドとコンタクトが取れない理由、それは「願望」が邪魔をするから。ガイドとのコンタクトにおいて、願望は不純物、要は混ざり物に相当します。この不純物の割合が増えていくほどに、鑑定の精度は落ちて、相手の方の役に立てなくなる。以前ものすごくよく当たっていた占い師の方が当たらなくなっていく理由には、この不純物の割合比がどんどん高くなっていった結果という事例も、少なからず含まれていると思います。

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■すべては、吉凶表裏一体■

この世に存在するすべてのものは、吉凶併せ持っています。
人間の願望は、期待(期待の多くは、裏切られるという法則を持つもの)と関係があり、その期待が邪魔をしてガイドの声が聴こえないのです。
正確には、「こうなったらいいな」「こうなって欲しい」という思い込みに負けてしまう。
ガイドの声を聴きたいと思うなら、次の三つのことは、正しく理解しておきましょう。

①すべては善に向かい、起こっている。
それがいいことであれ、悪いことであれ、 すべては善に向かい、起こる。
それが 善(良い)という結末にたどり着く道を探し出すヒントをガイドは与えてくれている。

②そのヒントは時に、不都合な事実も含まれている。
本人にとって衝撃的な場合もあるし、凹むこともある。
でも、そこにあるのは愛であり、親心である。

③人は成長するために生まれてくる。痛みを伴わない 成長は、あり得ない。
筋肉痛なしに、体が鍛えられないように まったく動かしていないところを動かしたときほど最初の痛みは大きく出る。それは見えない領域においても まったく変わらない。

この三つを正確に理解し、実践していくだけで、ガイドとはいまよりずっと、話しやすくなると思います。

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実際にガイドと話す方法については、次回具体的にお伝えします。

 

前回の記事はコチラ:
魂のQOLを向上させようVOl.43~「なりたい自分」を、まとう方法