皆さん、こんにちは。
今回は、オイラ自身が体験したお話。
まだヒーリングをし始めたばかりの駆け出しの頃……ヒーリングに対する考え方が大きく変わるキッカケになった出来事です。
個人的な体験話で恐縮ですが、ちとお付き合い下さいな。
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ヒーリングをし始めた頃、
文句を言われたり怒られちゃうコトがよくありました。
……生きている人達にじゃなくて、亡くなっている未成仏の人達に。
最近はほとんどナイですけどね。最初の頃は怒られっぱなしでしたね。
「機械的で心がこもってない。」「やり方が気に入らん。」だとか。
「早よ気付け!」とか「いつまで待たせるんだ?」とか。
……ちとオーバーに表現しましたがこんな感じでした。
その度に平謝りでしたが、たまにムカついたり凹んだりしていましたね。オイラもとりあえず人の子ですから。
だって……勝手に付いて来たり時間帯関係なく寄って来たくせに、文句タラタラで怒 るだけでなく……その低いレベルの波動の毒気で、オイラを痛くしたり苦しくして苛み続けるんですもの。
『エネルギーの分け隔てをしてはいけない。』……と教わってはいましたが……それを理不尽だと思っていた当時のオイラにとっては、ヒーリングが逆にストレスになっていました。しばらくは「ちぇっ、またか……」とウンザリした気持ちを抱えたながら未成仏な人達を浄化してたんですが……。
ある日のこと、行きずりの未成仏の女性に遭遇しました。
いつの時代の方かは調べませんでしたが、多分20代くらい。
病気を苦にしたのかな? 自殺という道を選んでしまったようです。
自殺した当時から彼女がずっと抱えた続けた苦しい感情や感覚がグァ~っとオイラの感覚と体感に訴えて来ます。
彼女は死後ずいぶんと長い間、たった1人でグルグルと苦しんでいたようでした。……幸い成仏出来る段階になっていましたけど、そうなるまでどのくらいの長い時を彼女は苦しいまま止まっていたんでしょうね。
成仏を望む人達は、成仏出来るチャンスを必死に探しているようなんですよ。僅かなチャンスにも縋り付きたいって感じで。 (彼女も僅かな可能性に掛けたのかな……それがオイラでゴメンよ。)
波動的な対話が終わって一気に浄化が始まり……
「あぁ、よっぽど成仏したかったんだな〜」とホッとした途端に途中でピタッと浄化が止まってしまったんですよ。
……あと1%くらいを残して。
オイラ慌てましたよ。だって、あとほんの1%くらいであの苦しかった状態から完全に解放されるのに。
「どうしたんだい娘さん? ……何か想い残しでもあるの?」
と聞いたら……ずっと彼女の苦しさだけを受け取って来たオイラの胸の奥に、ポーン……と『何か』が来ました。それまでとは違う『何か』が胸いっぱいに広がって……。
そのポーンと来た何かは『ありがとう』と囁いていました。
彼女はオイラがその波動の感覚を確認した途端に一瞬で完全に成仏しました。
身体を失った人達は、波動が唯一の言葉であり意思ですからね。
『ありがとう』のあの波動を言葉で表現出来れば良いのですが、身体を持っている人の言葉で表現するのは難しくて無理のようです……すみません。
オイラが亡くなった人から始めて『ありがとう』を貰った日。
今でも時々彼女のコトを思い出します。
浄化に対する気持ちが変わったキッカケでしたからね。
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……今回は、これにて。
オイラ個人の体験話にお付き合い下さり、ありがとうございました。
……次回は、ちと恐~い……でも意外と身近な『生き霊と念』についてお話し出来たら良いな……と思います。
ご参考までに……。
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