歯科衛生士が聞かれて困る乳幼児の歯磨き
イギリスからこんにちは!
わたしは日本に住んでいる時に歯科衛生士をしていました。
ロンドンでも少しの間、歯科助手として勤務していた経験があります。
その為、日本とイギリスのママ友によく〝乳幼児の歯磨き〟について聞かれることが多いのですが、これは聞かれても困る……と思うことが多いです。
インターネットの情報より歯科衛生士に聞きたいママが多い?
インターネットでも調べたら出てきそうな乳幼児の歯磨き情報ですが、情報が多過ぎてどれが正しいのかわからないケースもあるのかもしれません。
多くの人が歯科衛生士ならば、乳幼児の歯磨きのことも詳しく知っていると思っている人が多いです。
実は、小児歯科で働いたことのある歯科衛生士さん以外は乳幼児の歯に臨床現場で関わる機会がありません。
わたしは小児歯科にいなかったので、歯科衛生士をしている時に乳幼児の歯を触ったことがないです。
実は一般歯科では赤ちゃんの歯を見ません。
日本のママ友に聞かれた時は、日本では乳幼児の歯磨きについて、どんな指導を受けるのかがよくわからないのでイギリスでの経験を伝えたことがあります。
何か小さなお子様の歯の悩みがある場合は、お近くの小児歯科で相談されることが一番良いのではないかとは思います。
歯科医師でさえ、赤ちゃんは困る!?
念の為、歯科衛生士として20年働かれていたベテラン衛生士さんにも確認したのですが、
「一般歯科には赤ちゃんはこないですねー
一般歯科のドクターも、赤ちゃんを急に連れてこられてもどうしていいかわかんない人は多いようですよ」
と教えてくださいました。
もちろん、知識として乳歯や永久歯の違いなどは衛生士学校で学びます。
しかし、臨床現場で乳幼児を見たことがないので「うちの子、なかなか口を開けて磨かせてくれないけど、どうしたらいい!?」と聞かれても困るのですが、2歳の息子を育てていて気付いたことや実際にやった対処法をこれから連載していきたいと思います。
子供の歯磨きに必要なのは、子供が親にお口を開ける環境作り
子供の歯磨きについて本当によく聞かれますが、息子の歯磨きをわたしがしていると思って聞いている人が多いからだと思います。
我が家では、歯科衛生士のわたしではなく、夫が息子に歯磨き(仕上げ磨き)をしてくれています。
息子が1歳5カ月くらい(去年の8月)から夫が上手に息子の歯磨きをしてくれることに気づきました。
子供の歯磨きに必要なのは、子供が親にお口を開けてくれる環境作りが重要であることに!
次回、乳幼児の歯磨きで、口を開けてくれない場合の対処法(選6)【2】
その次の回では、うちの子は本当に歯磨きを嫌がるから○○君みたいにはできない! という思い込みについて【3】
をお伝えします! お楽しみに!
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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