新・神々の履歴書 —— 日本の神様の起源③ 日本に伝わったカバラの大天使 —— 天王山の青き龍・大天使ルシファー

エメラルドグリーンの龍・ルシファー

天王山の龍も飛びません。それはドラゴンというより、直立する巨大な蛇といったほうがいいかもしれません。東洋の龍はもともと羽がないので、飛龍でなく地龍というべきでしょうか。

そのせいか、体が半分地面に埋まっています。おそらく、召喚の泉(井戸かもしれません)を使って、地底から召喚されたのでしょう。

「そういえば、天王山って龍伝説がありますよ。龍の池もあるんです。
山には「龍の眼」とよばれる青い実がなって、普段は青色なんですけど、冬のある時期だけ緑に変わるって、きいたことがありますよ。」

日本語の青は、元来緑も含みます。ご存知のように、日本語ではつい最近まで、青と緑の区別がありませんでした。龍の実と名付けた人は、緑の龍が見えていたに違いありません!

そう、ルシファーは、青緑の龍で、光の加減で、エメラルドグリーンに輝きます。おそらく、日本では、青龍と呼ばれてきた龍です。

冬のある時期だけ緑になるのでしたら、ルシファーも本来の力が輝くときは、エメラルドグリーンに光るのかもしれません。

ちなみに、龍の池には小さい龍がいますが、それはルシファー本体ではありません。天王山は古戦場でもあり、マユリのクライアントさんの中でも、複数霊障をもらった方がいる大変危険な場所です。くれぐれも、物見遊山でいかないでください、超危険です。

 

カバラでは、ゴールデンドラゴンと呼ばれているらしい?

他の生徒さんが、カナダ産のドラゴンアロマというものを持ってこられたことがあります。そんなものが世の中にあるとは驚きましたが、カバラ系の方が作っているようです。

グリーンドラゴンというアロマがあったので、てっきりルシファーかと思ったら、緑のコブラが入っていました。なぜか、ルシファーは、ゴールデンドラゴンの中に入っていました。

カバラでは、ルシファーはゴールデンドラゴンと呼ばれているのかもしれません。

ルシファーはエメラルドグリーンですが、金粉を拭いたように金色にてかっているのでそのせいでしょうか?金色の鱗なのか、それとも金粉の中に落っこちでもして金色に光っているのか……

確かに、お金の神様なので、金色のほうがイメージなのはわかります。

 

ルシファーは青龍として、日本の各地に祀られている

カバラの大天使も、キリスト教の伝統に従って、白い羽がある人型の姿で描かれることが多いようです。キリスト教ではドラゴンは悪魔の象徴なので、ドラゴンなんて言ったら、中世ならば火あぶりにされかねません。

でも、東洋では事情は違います。日本では、龍は崇拝の対象なので、青き龍、ルシファーは、龍神様や神様として祀られてきました。

新、神々の履歴書第1回「瀬戸内海に舞う大天使」でお伝えしたように、ルシファー以外のカバラの大天使も、日本のあちこちに祀られています。

現代では、主にアメリカから、カバラの思想や魔術が、日本に大量に輸入されていますが、日本人は、キリスト教に由来するカバラへの警戒心がない上に、元より、龍や日本の神様として知らず知らずにに馴染んできたので、抵抗なく受け入れやすいのかもしれません。

キリスト教とカバラのいうことはしばしば真逆です。私自身は、クリスチャンでも、カバリストでもないので、なるべく客観的に、両者の意見を聞くようにしています。

日本に伝わったカバラの大天使——明智光秀と青き龍ルシファー につづく

 

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