無意識のチャネリング―「崖の上のポニョ」と「君の名は。」後篇

イライラすること、むかつくかと、納得できないこと、が増えてきたら要注意! 自分の感情を、客観的に振り返ってみてください。

すでに落ちた隕石としては、2013年ロシアに落下したチェルヤビンスク隕石が有名です。
大ニュースになったので覚えている方も多いかと思います。

隕石とは、生命体の一種=エネルギー体です。
そういう意味で、あれもまた、堕天使が落ちてきたのです。

ギベオンなど一部の隕石が高波動なので、意外に思われるかもしれませんが、実は隕石の多くはマイナス波動で、たいへん有害です。
考えても見てください、一言で隕石といっても、はるか宇宙から飛んできたもので、彼らの故郷は全く違います。
チェルヤビンスクは、あまり波動のよいものではありません。
そう、2013年に、マイナス波動の、巨大なエネルギー体が降ってきたのです。

 

エネルギー体は人の無意識に語り掛け、人の心を操る

エネルギー体は人の無意識に作用します。
個人的な憑依もそうなのですが、霊に憑かれると、その霊のもつ感情が移ってきて、怒りっぽくなったり、鬱っぽくになったりします。
でも、多くの人は、それが霊的な影響だとは自覚していません。
自分自身の感情だと思い込んでいます。

では、今、人々の無意識に忍び寄る感情は、何でしょうか? それは「怒り」です。

1908年に、ツングースク隕石が落ちてきたときも、6年後に第一次世界大戦がおこり、続いてロシア革命がおこりました。
革命自体は必ずしも悪いことではありませんが、重要なのは、「エネルギーの影響を無意識に受けて、みなが攻撃的になり、その結果、革命の騒乱や、戦争が勃発する危険性がある」ことなのです。

今や、世界をみると、怒りと攻撃性に満ちてきているように思います。特に、この数年、その傾向が、より一層顕著になったように思います。

 

無意識のチャネリングで、負の感情を受け取ってはならない

落ちてきたエネルギー体は、人の無意識層に語り掛けて、人の心を操つります。
彼らが語り掛けてきても、決して、耳を貸してはいけません。さもないと、彼らに操られて、怒りや、憤怒に、飲み込まれてしまいます。決して、負の感情を、無意識にチャネリングをしてはいけないのです。

具体的にはどうすればいいのでしょうか?

もし、怒りの感情が湧いてきたら、「本当に自分自身の感情なのか」「何かに影響されているのではないか」と、冷静に考えてみてください。

「本当にそんなに腹が立つようなことなの?」「私って、こんなに怒りっぽい人だっけ?」そう、自問してください。

イライラすること、むかつくかと、納得できないこと、が増えてきたら要注意! 自分の感情を、客観的に振り返ってみてください。

 

1人1人の怒りと、感情のままに突き進む愚かさが、人類を破滅に導く

魔界からの語り掛けに対抗する方法は、実は、とても簡単です。
「感情のまま、心の赴くまま」にふるまうのではなく、「冷静で、穏やかで、理性的である」よう、心掛けるだけでいいのです。

感情のまま流されるのではなく、客観的に物事を見る姿勢——これが、魔物に持ってかれない最大の防御法です。

一人一人の怒りの感情が総和となって、世界を突き動かします。
それは、まるでイナゴの群れのように、巨大な怒りの渦となって、人類に破滅をもたらすのです。
さあ、しっかりと目を覚まして、負の感情にもってかれないように‼︎ 愚かな怒れるイナゴに、決してならないように!——それが、明るい未来の秘訣なのです。

次回は、女神様以外の様々ないろいろな神々との対話についてお話いたします。

マユリ

 

《MAYURI さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/mayuri/?c=95190