ありのまま あるがまま 〜 人に優しく、人に迷惑をかけない、人に嫌がることをしない

ありのまま

「ありのまま あるがまま」

人に優しくしましょう
人に迷惑をかけないようにしましょう
人に嫌がることはしてはいけません

私が小さい頃、義務教育中に
懇々と教え込まれていた「お約束」
事です。

今思えば

普通に生きてると
それは、普通のことで

だけど、

それに気づけたのは

今だから。

今は
生き方をしったから。

生き方を知る前の
この3つの「約束」は、

ありのまま   から

かけ離れた

人から良い人に見られるために演じる

苦しい生き方にしかなりませんでした。

 

エピソード1 生きる

私がこの世に誕生して
感じたことは

「恐怖」

本音では生きれないと
思ったのか

とにかく 生まれてから
毎日の生活は緊張の中でした。

甘えたり、わがままを言ったり……
本音で話した記憶は全くなく、

むしろ、
知識や知恵はなくとも
何故か
今と変わらない程度の
理解力があったので
大人顔負けな発言をしていました。

私の母は、
私をとても扱いにくかったようです。

知った風なことばかり話す
一見、可愛げのない
子供が
学校に入学すると

どうなるか? それは、簡単。

孤立します。

私が
元々孤独が好きなわけじゃなく
何故か孤独になるわけです。

ありのまま

一人が寂しくて仕方ないけど

生き方をしらないから
自分の出し方が全くわからないから

一人毎日泣いていました。

強がることを覚えて

泣く理由を
伝えることもできないので

ますます 心が孤独に……
寂しさしかない状態に。

(注意 これは、現在の私ではなく
小学校に入学したての私なので
ま6〜7歳ぐらいの子供のころの
心情です。)

そこに、
人との付き合い方として
「道徳」という授業を学ぶのです。

自分との付き合い方も知らなくて
強がることをすでに覚えてしまった
私は、

人に優しく、人に迷惑をかけない、人に嫌がることをしない。

と教えてもらうと

人に好かれる自分になろうと演じるようになります。

ありのまま

小学生のころから、
少しずつ、少しずつ

自分ではない自分を演じることを
学んできました。

すると、
私に話しかけてくれるようになり、
お友達ができました。
生まれてはじめてのお友達です。

 

つづく

 

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