叶えようとせずに望みを叶える方法 ~一般人卒業レポート~

神は強い者の為にいるのではない。神は弱い者の為に存在する。なぜなら、人は強い時ほど諦めることを恐れる。弱い時ほど諦めることがたやすくなる。 弱い時ほど神の力は強くなる。叶えようとせずに叶える。

本屋さんに行くと願望実現という内容でスピリチュアル系自己啓発系またはビジネスに至るまでたくさんの本が並んでいます。このようにたくさんの本が出ているのは需要と供給があるからで、そして、本を何冊も読んでも、なぜ私の願望は実現しないのか? この著者たちにできて私にできないのはなぜか? 多くの読者がいまだ手にできないと願望実現に悪戦苦闘しているのは何の違いがあるのか?

引き寄せの法則、思考は具現化する、このような本の中で「ザ・シークレット」「エイブラハム・ヒックス」などが代表的ですが、共通して、全ての願いは叶うということ、そして、それを習得したいと望む読者がすべて叶えることができない。

 

それはなぜか

全て望みが叶っていることに気が付いていない。という事が最もの根源的なパラドックスがあります。思考は具現化します。願いは願いである以上叶う事はありません。願いは願いとして既に叶っているからです。
今この現状も既に叶った過去の願望なのです。

では、なぜそこに私が思ったように叶っていないのか? ということ。
実際は叶っているのに叶っていないように感じてしまうのは、思考は具現化します。しかしこの思考というのは固定概念が叶っているいという事です。

どんなに、自分の願望を叶えようと悪先駆としたところで、願いは願いでしかなく、そこには受け取り手となる実現の意識がないからです。

シークレット等で紹介されている。もうすでに手に入れているという意識であることが引き寄せられる。エイブラハムのヴォルテックス(創造の渦)もアプローチを変え、原理は同じ事です。
既にそうであるという思考から放たれる周波数によって、現実という事象を創りだします。

ヴォルテックスを作るためのフォーカスウィールには円の中心にある願望とそれを取り巻くその願望に最も近いポジティブな出来事。または、感情を書きだしていきます。
無意識的に叶わないという意識ではヴォルテックスの外に弾き飛ばされてしまうため、その円を書きだします。

願望を叶えたいのではなく、その同じ周波数により近づけるため、無意識に今、願望を叶える為の感情を引き出しています。
思考は具現化する。どんなに理解しようとも感情というエネルギーがそのカギを握っています。願望を叶えたいと意識的になった時には、「今はそうでない自分」という無意識が優位であるためにそうでない自分。叶えたい自分という現状を具現化しているだけ、願望実現させることに最も必要なのは、この固定概念をどう書き変えるのか?

どんなにヴォルテックスを作るためにチャートに書きだそうが、既にそうであるという意識で引き寄せようとしようが、最後に現実的な思考の疑いがかかってしまえば、その疑いが叶うことになってしまいます。
これは、過去記事で紹介した「神様との対話のお作法」https://www.el-aura.com/machidamachiko16/

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一度かけた願い事を他の神社でしないという事同じです。
何度も同じ願いを他の神社でするという事は神に託した願い事をまた願いとして、持ち帰ってしまう事。これこそ神への冒涜です。参拝した時にすぐに立ち去るのではなく、余白を残して感じてください。どのように感じたでしょうか? この余白が神からのメッセージであり、その時、感じた感情こそ今引き寄せているという状況です。

そしてそれにはすぐに叶うものとそうでないものがあります。そして、なぜ願望が実現しないと嘆く人が多くいるのかは、最も叶えたい願望ほど、神に託す事よりも不安や心配として自分の思考の持ち物で持ちたがる習性が固定されているからです。
ヴォルテックスでは、どうしてその円の中心なのかということを引き寄せるために固定概念で定着した思考を書きかえるための理由づけによって、シークレットでは、その理由は考えずその感情を味わうことによって、それを行っています。