簡単に叶えられる人とそうでない人の違い。分類すると、残念ながら、まじめな人ほど叶いにくい。真面目な人は、一生懸命にそれをやります。そして大抵の人は完璧主義です。この完璧主義が願望を願望に完璧に叶えてしまっているのです。
真面目だからこそ、思考を書きかえる作業が難しい。それは自分を自分で説得させなければいけないからです。
願望は叶いません。しかし、固定概念は、既に叶っているからこそ、願望ではありません。今この瞬間もあなたの目の前で行われているのは、固定概念の中で定着した思考がオートマチックに実現したものです。
今この記事を読んでいる時点であなたは叶えたい何かしらの想いがある。でも、叶えることができないのは、思考を説得し自分が納得していないから、そして、それを邪魔しているのは真面目な自分です。
目の前に繰り広げられる事象を現実のものとし、毎瞬未来に移動している事に気が付いていないからこそ、常に願いを願いとし続けるパラドックスから抜けることができないからです。
そして、最も叶えたい願いほど叶えにくいのは常に叶えたいという最前列にその願望があるからです。叶えたい願いほど、力が入る。力が入るとよりその周波数は強く願望を願望としてくれます。フォーカスウィールを作成する時もリラックスが重要視されています。頑張るという状態は、体にグッと力が入ります。このグッと力が入ることは、自然体ではない。この自然体ではない自分は、不自然であり、ありのままの自分を受け入れていない状態です。あなたの願いは叶います。全て、それは今生を生きる上で既に遺伝子と同じ様にプログラミングされています。自然体であることで全ての願いは叶います。なぜなら、もう既にその設定にできているから、不具合を起している（叶わない）のは不自然だからです。
最も叶えたい願いほど、自然体で放っておくことで、オートマチックに叶うもの。叶えたい願いほど叶えられないのは、簡単に叶うことを自分が納得していないから、欲しいものほど価値を置きたい。だからこそ、簡単に叶ってしまうと価値を置くことが難しいので、叶えない方が、自分にとって価値がさらに上がる。ドラマチックにその願いを叶える為のシナリオを固定概念で設定しているのです。
真面目にやればやるほど、願いは叶わない。これだけ、頑張ったから、これだけ積み重ねてきたのだからこそ価値があるものとしてとらえたい。それは自分が最も得をするためにそのように設定してしまっているからです。
では、どうしたらいいのでしょうか？
真面目な方には酷ですが、諦めてください。願望を諦めてください。
既にプログラミング済みです。何をしようが叶います。だからこそ、諦めてください。
頑張ることをかなえようとすることを。どうせ叶いますから、すぐに叶えたい願いほど、諦めてください。あせらないでください。あせればあせるほど遠のくパラドックス。急がば回れ、どうせ叶うなら、悩まなくていい。どうせ叶うから、頑張る必要もない。どうせ叶うから心配しなくていい。どうせ叶うから放っておいていい。どうせ叶うから願わなくていい。
願望が叶わないのは当たり前、願望は願望ですから、叶うわけがない。
叶えたいのであれば、神に託して忘れる
叶えたいのであれば、固定概念を書きかえる
叶えたいのであれば目の前の現象に惑わされない。
これをやってもやらなくても、どうやったってあなたの願いは、願わなくとも叶います。
そして、既にあるこの現状こそがあなたが最も望んだものです。
いやいや、こんなの望んでいないと思うのであれば、現状を疑う事。現状を疑うのはオートマチックに叶ってしまっている固定概念を疑う事。
あなたの願いは全て叶います。願いとして、そして、最も望んだものが今あなたが自分を置いているこの現状です。受け入れてしまう事は諦めること。諦めることは、望みを捨てるのではなく望みを叶えるために叶わないと固定された思考を諦めること。すべてはあなたの望み通り、既に叶っています。
神は強い者の為にいるのではない。神は弱い者の為に存在する。なぜなら、人は強い時ほど諦めることを恐れる。弱い時ほど諦めることがたやすくなる。
弱い時ほど神の力は強くなる。叶えようとせずに叶える。
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