こんにちは。よいぼしのなぎうたのkinaです。
前から姓名判断の話をしようと思ったら……まさかの展開が待っていたのでそのお話をしてみたいと思います。
まさに吉凶混合? あちこちの姓名判断のサイトを覗いてみてみたら
本当は、とある有名かつ画数が大凶の人を取り上げてみようかと思って、確認のために色々な姓名判断のサイトを覗いて調べてみたら……あるサイトでは、確かにその人の名前は大凶なのですが、あるサイトでは大吉となり、他のサイトでは吉凶混合、という結果になりました。
ちなみに、3人の方のお名前を複数のサイトで調べてます。
たまに「何でこんな画数の悪い名前をつけたんだろう?」という方がいらっしゃいますが、その方も名付け親が何か調べて、良い画数の名前をつけたのかもしれませんね……それが、こちら側が見た、姓名判断とは全く別のものだっただけかと。
ついでに言うと、姓名判断は古代中国が発祥で、一般市民が使いこなしていたものではなく、主に歴代の王や貴族達が運気を上げるために利用していたものです。
想像をたくましくしたら、妲己とか末喜とか褒姒とか西太后とかいう女性を妻に迎えたい王がいて、姓名判断をする人とこんなやり取りがあったのかもしれません。
占者:「王、かの女性は姓名判断的によろしくありません。
王を害する名前にございます」
王:「へー、そーなんだぁ(占者の首に刀をポンポン)」
占者:「(冷や汗をかきながら)大変失礼しました。王に相応しい女性にございます。その理由はどうのこうの〜」
王:「そうだろう(にっこり)」
こんなことが(複数)あって、元々一つだった姓名判断の内容があちこちで変化していったのかもしれません。
中国の王朝って色々ありましたし、王になるには乱暴すぎる王だってたくさんいましたし、事実はどうあれ「傾国の美女」とされた女性も、国を傾けた重臣もたくさんいましたしね。
運気は目に見えないものだから。現代技術をフル活用して運気が良い名前にするという方法^_^;
そうは言っても、まだまだ姓名判断にうるさい人もいらっしゃいます。
こういうのを知ったら、自分達の決めた名前で手当たり次第姓名判断のサイトを見て、良い画数と診断されたそのサイトを印刷するか、スクショを取って永久保存しておくと良いのではないかと思います。
そして、姓名判断にうるさい人には、その結果を見せて黙らせる、と。
運気は目に見えない、あるかないかがわからないものです。
目に見えない、あるかないかがわからないものにいたずらに振り回されるよりも、自分達がお子さんの幸せを考えてつけた名前を、自信を持って大切にして欲しいと思います。
そのためにこそ、文明の利器をフル活用していきましょう。
占いをする者として、目に見えない運気に一喜一憂するよりも、努力はいずれその人を助ける力になるし、誰かに幸せになってほしい思う気持ちが、その人の運命を良い方向に変える影響を与えられないはずがないと思います。
とは言いましても、女の子に「戦争」だの「賢一郎」だのを始めとする、他人から誤解を受けるような名前とか、日本人顔をしたご両親から生まれたお子さんに外国人風のキラキラネームをつけるとか、「金星」と書いて「まーず」と読ませたり(言うまでもなく金星はビーナス、マーズは火星)、「虎王」と書いて「レオ」と読ませる名前にする(説明するまでもなく虎はタイガー、レオなら獅子=ライオン)といった、親の知性と品性を疑問視されるような名前は厳に慎むべきかとは強く思いますけどね。
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