日本の女神の美意識は奥ゆかしくて……日本の風土と「MOTTAINAI」

MOTTAINAI

こんにちは。よいぼしのなぎうたのkinaです。
今回は日本女性の美意識と環境に負荷をかけないものづくりに関するお話をしてみたいと思います。

 

「MOTTAINAI」精神から素敵なものを作り出す、日本女性の真骨頂とは

kinaは自分が肌が弱いこともあってブラとパンツは自作しているのですが、最近おパンツはフレアトランクス系のものを愛用しています。

フレアトランクスというのは普通のトランクスがフリフリしているという感じと思っていただければ大丈夫かと思いますが……これも一種のふんどしおパンツで、一見普通のおパンツに見えつつ、とても軽い上に締めつけ感は殆ど無いので気に入っています。

ですがこのフレアトランクス、作るとなると結構生地が無駄に余ってしまいます。

そこで出て来る言葉はやっぱりもったいない

「MOTTAINAI」は日本から発生した世界共通の言葉となりましたね。

kinaは余った生地でマスクを作ったり、端切れで出来るブラを作ったり、母が畑で支柱を立てる時に便利ということで、細く切って母親にあげたり、最近はマスキングテープもどきを作ったりして活用していますが、それでも余る生地がもったいない……と感じていたところに、はごろもランジェリーというブランドで身体を締め付けない下着を作っているHARUさんからはごろもショーツ椛(フレアトランクス)のクロッチ部分に、端切れを使うという手もありますよと教えてもらいました。
(クロッチ=お股部分についている布のことです)

MOTTAINAI

(マスク)

「そのアイディア素敵! いただきます!」というわけで、HARUさんから快く許可をいただきまして、気に入っていたけれど既に販売終了のために入手不可になった生地の端切れを使ったフレアトランクスをいくつか作成しました。

とても可愛くてもったいなくて捨てられなかった生地の端切れをこうやって使い切ったことが嬉しいのもあったのですが……不思議なことに、「無理に必要以上に布を買う」という気持ちがピタッと止まりました。

全面好きな柄のおパンツも良いのですが、クロッチ部分に少量好きな布を使う、ほんのりとした可愛さがkinaには向いているのかもしれません。

なお、はごろもランジェリーでは「端切れがあれば出来るブラの型紙」も取り扱っています。
こういう風に、端切れも無駄にせず使いたい方は多いみたいで、「端切れを使って作る小物」というサイトも多数ありますよね。

 

日本でふんどしが主流だった理由とは? 風土的な問題ともう一つの理由はきっと

北海道でも今年の夏はとりわけ暑かったのですが、夏に普通のおパンツを履いて、あまりにも暑くてびっくりしました。

高温多湿な日本では、夏は快適に過ごすためにふんどしのような形態が発展しやすいんだろう……と痛感した出来事でした。

MOTTAINAI

あともう一つ、ふんどしはほぼストレートな布で作られています。
ということは? そう、無駄な布が出にくいのです。

こういうところからも、「もったいない」という精神が生活の中に息づいていたことが伺えるかと思います。

ちょっと面白かったのは、普通だと気づきにくいふんどしのメリットのお話ですね。
ふんどしのいくつかは「ズボン(というか下の衣類)を脱がなくても着脱できる」んです。
そんなわけで、自衛隊どころかアメリカの軍人さんでもふんどしを愛用する方がいるとか^_^;

日本の風土と無駄を作らない精神が生み出した「MOTTAINAI」。
そんな気持ちから素敵なものを作り出す日本の人達って凄いと思います。

参考:はごろもランジェリー
URL:https://hago-romo.com/

 

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