学校だけじゃない!?  新しい一歩を踏み出すために不要なことから「卒業」しよう!?

卒業

卒業式と言えばボタン? ネクタイ?

卒業シーズンですね。
春は別れの季節でもあり、新しいスタートの時期です。

そんな人生の節目をひかえている学生さんは、嬉しいような悲しいような、複雑な感情でいっぱいでしょうね。

一昔前は、卒業式に好きな男子の学生服(学ラン)の第2ボタンをもらうことが女子の大きなイベントでした。
みなさんの学生時代はいかがでしたでしょうか。

一説によると、いまだに女子学生の間で「第2ボタン」は根強い人気があるそうですよ。
最近では学ランの学校が減っているので、ブレザーのネクタイをもらうそうですよ。

時代は変わっても、恋する女子たちは勇気を出してがんばっているのですね。
心のなかで応援せずにはいられません。
後悔のないよう、がんばってほしいですね。

ちなみに、卒業式に好きな男子に第二ボタンをもらったり、ネクタイをもらったりする理由は、ボタンやネクタイが心臓の一番近い部分にあるからだと言われています。

好きな男子の心臓に近い部分にあったボタンやネクタイをもらうことは、彼のハートをつかむという意味があるそうです。

ボタンにしろ、ネクタイにしろ、数は限られています。
きっと、女子は好きな男子にもらいたいだろうし、男子は好きな女子にあげたいだろうし。
いろいろなドラマがありそうですね。

そんな甘酸っぱい経験も卒業式の良い思い出の一ページになると良いですね。

 

辞めることも「卒業」!?

人生の節目に迎える卒業式ですが、最近では学校以外でも「卒業」という表現をすることが増えましたね。

なにかを辞めるとき、前向きな表現として「卒業」という言葉を使うのです。
例えば、アイドルグループを卒業するとか、職場を卒業するとか。

なぜか、「辞める」という言葉をネガティブに感じてしまうことがありますよね。
前向きな理由であったとしても、「辞める」と言うと後ろめたいと感じたり、迷いが出たりしてしまうからかもしれません。

もしくは、本当はネガティブな理由なのに、それを隠したり、ごまかしたりしたくて、「卒業」という言葉で濁しているのかもしれませんね。

どちらにしろ、「辞める」という行為自体は悪いことではありませんよね。
真面目な人ほど、途中で「辞める」ことを「逃げ」だと感じてしまう傾向があります。

しかし、ときには「辞める」という行為によって、自分が成長できたり、救われたりするのです。

そう考えると、少しでも気が楽になるようなら、どんどん「卒業」という表現を利用して、自分にとって不要なことから「卒業」して新しい一歩を踏み出してほしいです。

 

「過去の自分」が「いまの自分」を作った!?

卒業

生きていれば、嬉しいことも楽しいこともたくさん経験します。
そして、月日が経っても、それを思い出すことがあるかもしれません。
過去を振り返るときって、良いことだけでなく悪いこともたくさん思い出しますよね

生きていれば、それなりに試練も経験すると思います。
大変な思いをして、苦しむこともあったと思います。

悲しい思いや悔しい思いをすることもあったでしょう。
泣いたり怒ったりしたこともあったと思います。

ときには心が折れてしまって、立ち直るのに時間がかかることもあったかもしれません。
そういう経験をしながら人間は成長していきます。

だからこそ、過去を簡単に忘れろとは言えません。
過去に体験したことにより、「いまの自分」が作られているのですからね。

「過去の自分」の成功体験や頑張ってやり遂げたことなどを思い出して、未来の自分の生きる勇気や力に変えて欲しいのです。

 

つらいだけの思い出からも「卒業」しよう!!

とはいえ、つらいだけの嫌な思い出は振り返らなくてOKです。
過去の失敗体験などが忘れられなかったり、後悔したりして、何年も苦しむことがあるかもしれません。
もう、そういうことで自分のことを苦しめるのは、やめましょう。

ときには、そういう苦しみや後悔はスッキリと忘れてしまうことも必要です。
嫌な過去や嫌な自分の思い出からはどんどん『卒業』してしまいましょう。

もちろん、そのような苦しみや後悔を教訓にして、未来の自分に活かすこともできます。
しかし、多くの場合、未来に活かすのではなく、自分の足かせになってしまうのです。
スッキリと忘れて、新しい自分になったつもりで気楽に過ごしてくださいね

過去の自分にとらわれて、未来の可能性を見失っては勿体ないです。
そういうときこそ、「卒業」という表現を利用しましょう。

過去の思い出だけでなく、自分にとって「捨てたいもの」があれば、いつでも別れを告げて新しいしあわせを見つけていきましょう。

「卒業」を決断して、新しい一歩を踏み出すことで、あなたの未来は可能性に満ちたものになるのですから。

つらい過去が、いまのあなたを作っていたとしても、つらい出来事の先にあったことが良いことでなければ忘れてしまって構いません。

なにかを成し遂げるために起きたことでしたら、きっと未来の自分の生きる勇気や力になるはずなので、忘れない方が良いと思います。

しかし、つらいだけで終わったことでしたら、我慢せず忘れてしまいましょう。
もし、過去のことで苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、苦しみから少しでも早く「卒業」してくださいね。

 

いつだって新しい一歩を踏み出せる!!

卒業

春は気持ちを新たに切り替えるチャンスの時期です。
いつだって、自分に必要なタイミングで何かを「卒業」して新しい一歩を踏み出してみましょう。

新しい自分に生まれ変わるチャンスの時期でもありますので、上手く心と身体の調子を整えてお過ごしくださいね。

健やかな心身を保つには、規則正しい生活習慣と食事、十分な休息です。

新しい一歩を踏み出したからと言って、張り切り過ぎることのないように気をつけてくださいね。

 

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