★人類の価値観、今こそ要革命⁉︎ 結婚も子どもも義務ではない。宇宙からのメッセージを受け取ることで本当に自由な恋愛・人生が手に入るかも?

子どもを作るとしても、年齢も性別も全く関係のない世界が訪れるのです。

●地球の「愛のムチ」を受け止めて

「子どもは最大でも2人までにして!」1970年代の新聞には、そんな字が躍っていました。
環境問題が深刻化し、政府は人口を必死に減らそうとしたのです。
中国でも「一人っ子政策」を導入して、人口抑制に尽力しました。
しかし、最近の日本政府は、手のひらを返したように出世を増やそうとしています。
中国でも、一人っ子政策を廃止してしまいました。

これらの世界情勢により、地球が、宇宙が、人類の未来のために厳しいシグナルを発しているという気がしてなりません。
念のため言いますが、生きている人間をどうにかするという話ではありません。
いざ出生した人には最大限の幸福追求権を保障しつつ、出生を抑えるのがベストということです。

 

●子どもを産まなくても、結婚しなくてもいいのだ

最近は少子高齢化ばかりがクローズアップされるため、「子どもを作るのは正義」とするきらいがあります。
独身者や子どもを持たない夫婦が、肩身が狭い思いをすることさえあるようです。
地球のことを考えると、あえて子どもを持たないという選択もまた正義と言えないでしょうか。
独身の方や子どものいない方も、本記事を読んで「地球に貢献している」と実感していただければ幸いに思います。
結婚・子育てだけが人生の目標ではありません。
それ以外に生きがいを求める人生があっても、当然よいのです。
国会議員に立候補する以上の覚悟で、「我こそは」と思う人だけ、子どもを出産すれば十分ではないでしょうか。

 

●LGBTにポリアモリー、性別や年齢を超えて

そのためには「恋愛のゴール=結婚・出産」という常識を捨てる勇気が必要です。
この常識を捨てることができれば、年齢も性別も収入も気にせず、フィーリングのみを頼りに、好きな人とお付き合いしてよいことになるのです。
ポリアモリーやLGBTといった新しい恋愛観が広がって、恋愛観がさらに多様化、自由化していくことが望まれるでしょう。
なお、iPS細胞の技術が進歩すれば、男性が卵子を、女性が精子を作ることも可能になります。
子どもを作るとしても、年齢も性別も全く関係のない世界が訪れるのです。

 

●日本が人類をリードしよう

日本をはじめとした多くの国では、「若者が働いて高齢者を養う」年金システムですが、人口減少が現実化している以上、このシステムはきれいさっぱり、未練なく捨て去ってしまうしかありません。
まったく新たな年金システムを、みんなで考えて創っていくのです。
また、「人口が減った国は国際的に賞賛されてボーナスが支給され、増えた国は叩かれた上で罰金を科される」というような世界条約を締結する必要もあると思います。
もしそうなれば、日本が世界をリードしてくことができることでしょう。

 

●組織から個人の時代へ

人口が減って困るのは国や自治体などの「組織」だけ。
個人としては実はメリットしかないと言えるのです。
私たちは、国や社会の奴隷として生まれたのではありません。
国が栄えるより、社会が回ることより、「私が」「あなたが」快適に生きられることが大事ではないでしょうか。
若者の「草食化」も、こうした地球事情への適応だと思います。
本当に未来のことを考えるのなら経済ファースト、人間ファーストではなく、地球ファーストという考え方にシフトする必要があるのではないでしょうか。

(金子 大輔)

 

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