「言葉」ではなく「感情」に注目すると本質を捉えられる3つの理由。
普段私達は、様々な場面でコミュニケーションをとります。
その中で必ずと言っていいほど使う「言葉」
言葉にはコミュニケーションを円滑にする重要な役割がありますが、それ以外の部分に着目すると、意外と相手の本心に近づくことが出来ます。
是非お試しを!
ノンバーバルコミュニケーションでも伝わることからも、言葉だけじゃない。
バーバル(言葉)がなくても、相手の心情を読み取ることが出来るということ。
「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、言葉よりも表情・視線などがコミュニケーションをとるうえで実は重要な役割を持っています。
実際目配せでなんかなることは普段の生活でも感じられます。
言語が違っても身振り手振りでなんでもなることや、スポーツの場面でも目配せ一つでパス交換ができたり……。
そしてさらに視線も表現の一つですが、顔の表情も重要です。
顔の表情には喜怒哀楽の感情も反映されやすいですし、それ一つでも相手の状態を読み取ることが出来ます。
意識・感情を伝えることが言葉だから。
僕たちの祖先は今で言う「言葉」を使用せずに相手の状態を把握しコミュニケーションをとっていたそうですが、それで足りなくなったことで言葉が必要になりました。
つまり、言葉はもともと足りない点を埋めるために使われ始めたとも言えます。その後私達の身の回りも変化し、現代では本心を言うことが難しい環境に変化しています。
それは会社で働いているときもあれば家庭でもそうです。
相手を傷つけないように工夫したり、自分の本心を悟られないように言い回しを変えたりと、より複雑に変化しています。
が、そんなときは、もともとの本質に近い「感情」に目を向けると相手の本心に近づくことが出来ます。
言っていることと表情が違うこともある。
人と相対するときに、言葉を聞いて文章として頭の中で整理することも大切ですが、相手のニーズを理解するときに、相手が「何に不安を抱いているのか」「何を欲しているのか」掘り下げる過程で「感情」「表情」に目を向けると、「あ、この人控えめに言っているけれど、なんとなく不安そうだ」「必要ないって言っている割には困ってそうだな」など新しい気づきが生まれます。
そこにはもともとの本心が隠れていることが多いですから、スムーズなやり取りになることがあります。
言葉はコミュニケーションをスムーズにするツールですが、時には言葉以外の部分に注目すると、今まで読み取ることが出来なかった相手の本心に近づくことも出来るのです。
以上、「言葉」ではなく「感情」に注目すると本質を捉えられる3つの理由。
カナイダでした。
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