モッくまくんのはれんちギリシャ神話分析   【牡羊座編】1

モッくま
「その不安の原因が、
女性性の欠損なんですか?」

木 星
「そう。本当は、その『欠損』感は
錯覚なんだけど。

片割れを失っているという錯覚。
自分は不完全であると言う錯覚。

だからこそ牡羊座は
『愛に向かって生きること』が
大切なのよ」

モッくま
「愛に向かって生きる?
なんかすごく『ええ話』になったように
見せかけて、思いっきり飛躍してません?」

木 星
「んー。じゃあ分かりやすく
話を精子くんに戻しましょw
そもそも精子くんたちは、何のために
この世に誕生したの?」

モッくま
「え、そりゃ、より良い卵に巡り合って
合体し、人になるためでしょ?」

木 星
「そうよね。
まあ、99.999999…9%の精子くんは、
卵に行き着くことなく果てるワケだけどw」

モッくま
「まあ、確かに。
そう考えると、
なかなかに空しい存在ですね……」

木 星
「でも、彼らが勢いよくこの世に
飛び出してきた瞬間はね。
誰もが無心に卵を目指していた
はずよ。

永遠の自分の半身。
もう一人の女性的自分。

その愛する人にたどり着くために、
期待に胸躍らせて、トキメキマックスで、
この世界に躍り出たはずなのよ」

モッくま
「単なるエッチなお慰み衝動が
宇宙的スペクタクルの愛の物語に
変換されて、目を見張るばかりです……」

木 星
「でも一つの本質でしょ?
精子たちは、愛する半身に出会うために
飛び出した。
だから牡羊座さんや牡羊座くん達は
この、最初の衝動を忘れないことが大切なのよ」

モッくま
「自分の半身。
女性性を、愛することを忘れない。
愛に向かって、生きる……か」

木 星
「そういうこと。
ここでもう一つ重要なことがあるわ。
牡羊座の質は、
何も月や太陽が牡羊座の人達だけに
与えられたんじゃないと言うこと。

この質は、
全人類すべての中に、しっかりと
ある。

『自分は不完全である』という不安。
『愛に向かって生きる』ことの大切さ。

このテーマは、全人類が抱えてる。
いや、厳密にいえば『抱いていた』。」

モッくま
「え! どういうことですか?
過去形なんですか?
もっと詳しく教えてくださいよ」

木 星
「そうね。
これは西洋占星術の歴史が
大きく変わる
重要なポイント。
なので、続きはまた次回にしましょうか」

モッくま
「じらすなあ~! 木星さん」

木 星
「ふふ。
自分の月の星座を知りたい人は、
こちらに生年月日と生まれた場所を入れると
分かるわよ♪
http://moccuma.net/wp-content/plugins/horoscope/

モッくま
「今頃、自分の月星座を
ひやひやしながら調べれてる方、
いっぱいいますね」

木 星
「精子くんのエネルギー。
そんなに嫌かなあ……」

モッくま
「くれぐれも夜道には気を付けて
くださいね、木星さん……。

それでは皆さん、
次回もまた、
モッくまくんのハレンチ神話分析で、
お会いしましょう♪」

 

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