アーユルヴェーダと量子力学~人間が意識すると物質は変わる

量子力学でわかっていることは、人間が量子を観察する、つまり量子に意識を向けると、量子は見られていることに気づいて動きを変えるということです。ということは、意識の向け方によって物質である体と心は変わるということです。

ですが、ドーシャのもともとの意味は「汚すもの」です。
ドーシャのバランスが崩れることによって体の病気を引き起こすという意味なのですが、ドーシャは非物質であるエネルギーでもあり物質でもあるのです。

アートマンの非物質であるエネルギーが、目に見える物質である体となって現れる境界線上にドーシャは存在していると考えられています。
量子は人間の意識が向かられたところに集まるという性質をもっているので、アートマンの意識が向けられたところにより多くのドーシャが集まると考えられます。
ドーシャが物質化し、適正バランスが失われたときに病気が起きるのです。

 

量子に意識を向けると量子の動きが変わる

量子力学でわかっていることは、人間が量子を観察する、つまり量子に意識を向けると、量子は見られていることに気づいて動きを変えるということです。ということは、意識の向け方によって物質である体と心は変わるということです。

現代科学では「心=意識」という考え方がありますが、アーユルヴェーダでは違います。
「アートマン(魂)=意識」であり、一方の心は目には見えないけれど物質と考えられています。
体や心のポジティブな面に意識を向けたら量子はそこに集まるでしょうし、ネガティブな面に意識を向けたら量子は同じくそこに集まるでしょう。

だからアーユルヴェーダは意識をクリアにすることの大切さを説いています。
そのためにマントラを唱えたり、キルタンを歌ったりします。

観察することによって対象物の動きが変わることは誰でも実験できます。
小さな雲が浮かんでいる晴れた日にこの実験をしてみてください。
じっとその小さな雲をみつめ「雲は消える、雲は消える」と念じます。
すると本当に小さな雲は消えます。

私は何度も実験しました。
あくまでも晴れた日の小さな浮雲ですよ。
大きな雲はムリです(笑)。だれでもできます。

人間の意識が遠い雲の動きにまで影響することを示しています。
それほどまでに意識はパワフルです。

アーユルヴェーダが神様から授けられたものかどうかはわかりませんが、研究が進んでいる量子力学とアーユルヴェーダの本質に共通点があることは確かだという気がしてなりません。
だとするなら、私たちの人生はいくらでも変えることができるのです。

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