旅に出てみませんか! 殻を破り自己開花させるのには日々の瞑想そして一人旅を! 自分探しの旅には瞑想を始めることをおすすめします。

日常の生活をしていく中でも、小さな冒険はいくらでも出来ますから。 ご近所を散歩したり、通勤の時なんかでも可能です。 いつもと違う道を通ってみたり、普段入らないようなお店を訪れてみたり……。 皆さんの意識次第でね。

年末年始は予定はもうお決まりですか⁉︎
最近、国外へ向かう飛行機のチケットが驚くほど安くなり、海外旅行がより身近になってきました。

見知らぬ土地、初めて会う異国の人々、珍しい食べ物、その土地に根付く文化、歴史に触れ、ふと自分の世界が拡がってゆく感覚に包まれたり、何より見識が深まったり、語学を学ぶ必要性を体験から実感したりと様々に刺激を与えてくれるものです。
宿泊のスタイルも野宿中心のテント生活から、ドミトリーやゲストハウス、高級ホテルへの宿泊まで皆さんの選択次第でどのようにも楽しめますよね。

 

一人旅は孤独になるためではなく、国境を越えて異国の人々との新たな関係性を築き、それを体験するために行くんです。

私も旅は大好きで、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東と若い頃から様々な国を旅して廻りました。
今まではひとり旅をすることが多かったですね。
孤独を愛しているからですか?……なんて質問が飛んできそうですが……笑 むしろその逆!
異国の地で出会う人々とのコミュニケーションに、ひとりだと何の気兼ねもなく飛び込んでいける感覚が強かったからだと思います。
自由を謳歌し世界中の友達と自然にどんどん繋がってゆく感覚がありました。
旅を始めた最初の頃は知らないおじさんに騙されたり、一度命の危険にさらされるような事もありましたが、どこかでそんなハプニングを楽しんでいたのかもしれません。
心眼が開いてくると、良いこと言ってても ”この人なんか変?” って危ないおじさんが誰なのか自然にわかってきちゃうんですね!
旅先で恋に落ちたり、新しい異国の友達と出会うたびに、国境や人種という壁にすごく違和感を感じるようになってゆきました。
人類皆兄弟!!! 的は感覚が強くなったのもこの頃かなぁって思います。

 

気の合う仲間との旅も良いところはたくさんあります。

仲間と旅するのも楽しいんですが、どうしても日本人同士でかたまり、そこで完結してしまって……。
そうなると何となく消化不良のような感覚が強くなってしまうかもしれません。
ですから仲間と旅に出ても、その関係性だけに依存せず、旅先での新しい仲間と接点を持つことを優先させることをおすすめします。
せっかく非日常の体験に来ているわけですから。

もちろん気の合う仲間と旅をしたり、家族や彼氏、彼女と旅をすると、そこで喜びや感動を分かち合えたりするので、それも素晴らしいことだと思います。
だからいろんなスタイルの旅があっても良いと思うし、その時の状況で楽しみ方も様々だと思います。

 

オーストラリアのギャップイヤープログラム

オーストラリアのギャップイヤーとは、高校卒業から大学入学、または大学卒業から大学院進学までの”空白期間”を意味する言葉で、近年この「ギャップイヤー」を利用し、様々な経験を積む学生が増えています。その選択肢のひとつとして一人旅に出る若者も多いんですね。
海外で出会う仲間にオーストラリア人の若者が多いのもこう言った国の方針がバックボーンにあるからかもしれません。
その間、いかに自分自身で経験を積むか、どの様なチャレンジをして、これからの人生の糧にしてゆくのか、ここを重要視しているんですね。
見識を拡め、経験から学び人間力を高めるのにはとても良い制度だと思います。

 

バックパッカーはヒッピー文化の流れから生まれてきました。

そんなに英語が達者なわけでもないのに、いろいろ旅して廻ったのは、やはり好奇心旺盛だったのもしれません。
旅を始めた10代20代の頃は、沢木耕太郎著『深夜特急』や小田実著『何でも見てやろう』を旅のバイブルにして、バックパックを背負って世界中を闊歩する若者が多くいました。

いわゆるバックパッカーと呼ばれる人々は、1960年代のニューエイジムーブメントやヒッピー文化の流れから生まれてきたものです。
ヒッピートレイルと言われるヨーロッパから南アジア、インド、ネパールへと陸路で行った旅そのものが起源であるとも言われています。
17世紀の冒険家、イタリア人のジョバンニ・フランチェスコ・ジェメリ・カレリが初めて公共交通機関を使って世界一周し最初のバックパッカーのひとりとして挙げられることもあります。

彼らの旅の目的は様々だと思いますが、いわゆる『自分探しの旅』という言葉が流行った時期でもありました。

 

でも一人旅では本当の自分は見つからない。

一人で海外に行っても、どんな冒険をしても、自分が本当に求めているものは見つかりません。
自分探しの旅には本当に満足する答えはないんですね。
だって、いつだって一番近くにそれはあるんですから……。
でも旅を通して、そのことに気づくことはできるんです。
本当の自分に出会いたいと思ったら、内なる一人旅でもある『瞑想』を始めてみるのが一番の近道です。
そこには、外側の旅を凌駕する深遠なインナージャーニーが待っています。

 

海外ひとり旅のすすめ

なぜひとり旅をおすすめするのか。
それには幾つか理由があります。