長男・長女症候群という我慢・頑張り屋さんの集団がいる。
お母さんに愛されていなかったという間違った記憶がはがれると、そこには知らないことすら知らない世界が現れる。
《長男・長女症候群》
「長男・長女症候群」と呼ばれる人たちがいます。
文字通り、長男・長女の集まりで、我慢・頑張り屋さんです。
ほとんどの場合、弟や妹がいて、「お姉ちゃんだから我慢しなさい」と言われて、お母さんに甘えることが出来ませんでした。
それに引き換え、弟や妹たちが大事にされているように見え、「自分はお母さんに愛されていないんだ」と記憶を自分でねつ造して行きます。
お母さんに、厳しく叱られたり、叩かれたり、冷たくされた記憶ばかりが増幅され、抱っこされたり、可愛いと言われたことは、記憶の闇のなかに葬られてしまいます。
こうして、「醜いアヒルの子」のようなストーリーが出来てしまい、悲劇のヒーロー、ヒロインとして、生きて行くのです。
だから、頑張るのが大好きになるのです。
《「愛してるよ」「ありがとう」と言っても変わらない》
このような状況下で、「お母さん、愛してるよ」とか「あ母さん、ありがとう」と言っても、心の底まで届きません。
幼少期の気持ちに立ち返り、「くそ婆ばあ!」「てめえ!」などの汚い言葉でも構いませんので、その時の感情をまず吐き出してください。
丁寧な大人の常識的な言葉で書いても、感情をなかなか吐き出すことはできません。
つまり、心の中に泥が詰まった状態なのです。
まず、泥を吐き出さないことには、「愛している」とか「ありがとう」と言っても、心に届かないのです。
《知らないことすら知らない世界》
「わたしは、母親にヒステリックに叱られたり、叩かれたことはあっても、愛してるよと言われたり、抱っこされた記憶がない」と言い張っていていた女性がいました。
わたしの「人生完全セミナー」では、知らないことすら知らない未知の領域を半年かけて探求して行きます。
そして、ネガティブな記憶をはがしていくと、「知らないことすら知らない」世界がある日、突然現れます。
「母親から愛された記憶がない」と言っていたその女性がある日、自宅の押し入れから小学生時代の日記を発見して、泣き出してしまったのです。
そこには、お母さんの字で、朱書きでこう書いてありました。
「〇〇美ちゃん、よく頑張ったね。愛してるよ」
こうして過去の記憶まで書き換わってしまうのです。
ブログ「自分を愛する教科書」
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