《この家を何とかしたい》
わたしのセミナーや個人セッションに来られる方の多くが幼少期に「この家を何とかしたい」と思っていた方が多いことに最近気づきました。
幼いながらも「この家を何とかしたい」と思っていた人たちは、お父さん、お母さん、兄弟姉妹たちが平和に過ごせるように、自分のことは後回しにして、周囲の家族の顔色を伺う、一家の調整役のような役目をします。
今日は、お父さんは怒っていないか、お母さんの機嫌はいいか、兄弟姉妹たちは元気にしているか、とパトロールします。
幼いながらも健気ですね。
話を聞いていると、涙が出ます。
《気遣いの人》
こうして、家族のために、我慢して頑張った人たちは、大人になって、社会に出ると、周りの人たちの顔色を伺う気遣いの人になります。
無意識にやっているので、気遣いは苦になりません。
周囲の人からは褒められます。
「気が利くね!」
「お世話になり、ありがとうございました。」
褒められるとますます嬉しくなり、さらにお世話役を引き受けてしまいます。
両親から褒められたかったからです。
《調整役を続けていると……》
一見、素晴らしいことのように思いますが、調整役をするということが調整しなければならない状況を創り出していることにお気づきでしょうか。
わたしたちは、創造主です。
調整役をするということは、無意識に調整する世界、つまり、困難を創り出しているのです。
どんな状況でも完璧と思いましょう。
他人を優先することを取り止め、自分の声に従い、自分ファーストで生きましょう。
もう、人生の調整役は降りていいのです。
ブログ「自分を愛する教科書」
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