アマテラスと女性達。
日本神話で日本の最高神とされるアマテラス。
(ちなみに日本神話で宇宙の中心の神様のことは天御中主神といいます。そのままですね。)
神話の中でアマテラスは女神で太陽神として描かれています。
ですが最近は、アマテラスは男だったとか
伊勢神宮のアマテラスは実はイエス・キリストだ、とか
アマテラスは卑弥呼だ、とか
様々な説があります。
それはちょっと置いておいて、
アマテラス神のお役割という面から秘密(?)を解き明かしてみましょう。
アマテラス=あまねく照らす、ですね。
四方八方に光を届ける。
四方八方に光を届けるもの、と言えば、真っ先に浮かぶのは太陽でしょう。
そしてもしも太陽の光がなかったら、
人間も含めて地上に存在するものたちは生きていくことができません。
だから「あまねく照らす」アマテラス神は太陽の光に例えられ、
そのアマテラスがお隠れになってしまった「天岩戸」事件では
神々様が何とかアマテラスにお出になって頂こうと知恵を絞るのです。
ちなみに世界のほとんどの文化では太陽神は男性の姿で表現されていて
日本のように太陽神が女性とされているのは、けっこう珍しいです。
さて、光とは何でしょう。
物理的には太陽の光を想像されると思いますが
目に見えない領域では光とは情報のことです。
自分が真っ暗闇にいるときのことを思い浮かべてみましょう。
その真っ暗闇を救うのは、何らかの情報ではありませんか?
誰かの言葉や本のフレーズ、あるいは「○○にいいお医者さんがいるよ」
といったような具体的な情報かもしれません。
あるいは暗闇にいるのではなくても、
自分がさらに光指す方向に歩いて行くためには、情報が必要ですね。
最近はグーグル先生に聞けば、いろいろなことを教えてくれます。
情報過多といってもいいくらいに!
ではそれらの情報の源はどこでしょう?
そう、宇宙ですね。
宇宙は情報(光)で出来ています。
そして宇宙がどこにあるか? と言えば……
私たちは宇宙の中で生きていますから、
「周り全てが宇宙であり、自分という宇宙の中心は自分です」
というのが一つの側面で、
もう一つの側面として、女性の体の中には宇宙が内包されていますよね。
子宮という名の宇宙が。
「宮」というのは本来、神様の住まうところですから
女性は自分の体の中に「神様が住まうところ」を持っているわけです。
そして気づいていようがいまいが
私たち女性は子宮を通して、宇宙と繋がっていて
子宮を通して、天地のメッセージを受け取って必要な人に届けることができるのです。
そうアマテラスのように。
つまりアマテラス神は神様ですが、
私たち女性の本質を顕してもいるのですよね。
アマテラスは誰か? と言えば、
子宮を通して、天地とつながり
そのメッセージを四方八方に放射してあまねく照らす。私たち自身。
だから原始、「女性は太陽」と言われました。
情報という光を四方八方に放射する姿は太陽のように見えたのでしょうね。
そしてこれからはこの女性の本質を活かして、生きていくことが
とっても大事だと思うのです。
それは私たちが女性という「性」を選んで生まれてきた意味でもあるから。
女性であるということに誇りをもって、生きていきましょう。
スピリチュアルガイド 美月結でした。
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