霊障とはどのようなものなのか? ① 婚活に影響する霊障 —

霊体は無意識をコントロールする

こんにちは、お久しぶりです、マユリです。

しばらく、掲載をお休みしている間に、いくつかご質問をいただきました。その中に、

「マユリさんのお話にはよく霊の話がでてきますが……私は、実際に見たことがないのでどうもピンとこないのですが、霊障とはいったいどうようなものなのでしょうか」というのがありました。

私たち霊媒体質の人間にとっては、霊の存在はあまりにも日常的なので、ついついそのつもりでお話ししてしまいますが、なるほど、今日は、霊障とはどのようなものかを、日常生活との関連性でお話しさせていただきますね。

 

前世のカルマは乗り越えたけれども……

前々回、引き寄せの法則とカルマの法則①「婚活の邪魔をする前世」に登場した女性を覚えているでしょうか。

前世で、身分違いの恋に苦しんだ彼女は「こんなに辛いのならば、もう二度と恋などしない」と心に刻んで亡くなりました。この思いは生まれ変わっても深層心理に深く刻まれ、今世の彼女は恋をすることに無意識的にストップがかかってしまい、40歳になるまで恋愛らしい恋愛をしたことがなくきてしまったのです。

男性と縁ができかけると、無意識にストップがかかってしまい、恋愛に発展しない — それが、彼女の婚活がうまくいかない原因でした。

前世のビジョンをみたことで、その部分は吹っ切れました。「そうか、そうだったのか!」という内面の感動が、彼女の心を揺り動かし、現実を変えたのです。

「**さん、気になる人とか、逆に、貴方のことを好きそうな男性はいないの?」

「同じ職場の人なんですが、私のことが好きだって、パートのおば様方が噂している方がいます。メールもしょっちゅうくるんで……といっても、仕事のメールですよ。私の方が先輩なんで……色々聞いてくるんです。年下なんですよ、その人。」

「あなたはどう思っているの?」
「仕事熱心だし、人当たりがよくって、明るい感じ。」

「満更でもないじゃない! 貴方のことを好きな人がいて、貴方も悪い気がしてないのなら、まずその人にしましょうよ。メールに返信はした?」
「そうですよね! 仕事以外の話題は返信したことがなかったので……世間話とか余計なことにも(笑)今度返信してみます!」

彼は、ずっと彼女が好きだったみたいですが、「こんなに辛いなら二度と恋などしない」と無意識に固く誓った彼女に、スルーされ続けてきたようです。でも大丈夫、前世のカルマは解放され、GOサインがでたのです!

二人はとりあえず休日一緒にお茶をすることになりました。何を着ていこうか髪はどうしようかと、彼女は結構ワクワクしているようです。

 

驚きの結果 — 霊体が恋愛をぶっ潰す!!

「どうだった?」

「それが……何となく話しているうちに、「彼が私のことを好きだと職場で噂になっている」って、話しになって……」
「仕事の場で、そういう噂になるような態度をとるのはどうかと思う」って、言っちゃったんです……わたしとしては、プライベートと職場は区別すべきって言いたかったというか……てか、自分でも何が言いたいのかわからなくなって、話の綾でエスカレートしていって……」

「そんなに、僕の態度を不快に思っているとは知りませんでした。悪気はなかったんですが……不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。今後は気を付けます。」って謝られてしまったんです。それから気まずい雰囲気になって、お茶だけで帰ってきました……」

「それから、ぴたっとメールが来なくなって、もう1週間……毎日のように来ていたのに……」

「なんであんなにヒステリックになったのか自分でもわからないんです。そういっている間はすごく胸が痛くって、でも口は止まらない……(涙)」

「本当に凄く胸が痛かったんです! あんまり痛いから、乳がん検診に行こうと思ったほど。」

乳がん検診? それは、恋が破れて胸がキュンのレベルではないですよね。なるほど! この事件は、彼女が男性とうまくいくことを快く思わない霊体の仕業だったのです。