木内麗子のイギリス HAPPY☆探し 第95回★イギリスの朝食アイテム

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第95回★イギリスの朝食アイテム

今回は朝食のお供としてイギリスで愛され続けている食品をチェックします。

まずは「マーマイト(Marmite)」。日本ではあまり馴染みはないですが、イギリスでは「マーマイト」ペーストをカリカリに焼いたトーストに塗って食します。ちなみにバターも一緒に塗る派も多いのだとか。

「マーマイト」の原料はなんとビール。
え? 朝からビール? と思ってしまいますが、「マーマイト」はビール製造過程で最後に沈殿堆積した酵母によって生まれた、栄養価の高い発酵食品です。その歴史は古く19世紀に誕生し、その後イギリスのスタッフォードシャーで発売され始めたのが「マーマイト」の発祥なのだとか。

ちなみに「マーマイト」のパッケージ、よく見るとエリザベス女王からの輝かしい英国王室御用達の称号がプリントされています。クイーンのお墨付きなら試してみる価値あるかも?

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お次も朝食のトーストにぴったりな食品、マーマレード。

各社からさまざまなタイプが販売されていますが、今回選んだのは「セビル・オレンジ・マーマレード (Seville orange marmalade)」。イギリスで愛される「セビル・オレンジ・マーマレード」は、毎年1月中旬から2月頃にかけて出回る、スペイン産のセビル・オレンジを使って作られるのが一般的。

そのまま食べると、とても苦いセビル・オレンジですが、砂糖でじっくり煮てマーマレードにすれば、ほろ苦さと甘さが絶妙な格別なマーマレードに。

最後はハチミツで有名なブランド「ラウズ(Rowse)」のユニークなチョコレート・スプレッド「ラウズ・チョコビー(Rowse ChocoBee)」。ナチュラルなハチミツとココアが出会って生まれた新感覚なスプレッドは、朝食のトーストにはもちろん、ワッフル、パンケーキにもぴったり。今日もイギリス人たちを笑顔にする朝のアイテムたち。ぜひ一度お試しあれ。

 

※イギリスで愛され続ける「セビル・オレンジ・マーマレード」の起源は18世紀にまで遡るのだとか。カリカリに焼いたトーストに塗って食べれば、至福のひとときに。ほろ苦さと甘さが絶妙なマーマレード・トーストはミルクティともよく合います♪

 

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忙しい朝や外出先でも気軽にヘルシーに朝食を! こちらはその名も「カインド・ブレックファースト・ハニー・オーツ(Kind breakfast honey oat)」。ヘルシーなオーツ麦やハチミツで作られた美味しくて栄養価の高い朝食バー。これなら体も心もハッピーに!

 

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