木内麗子のイギリス HAPPY☆探し 第120回★ハッピー・バレンタイン 

ロンドン

第120回★ハッピー・バレンタイン

イギリスでは2月に入るとスーパーマーケットや各店でバレンタインデイ向けのプレゼント用チョコレート、雑貨、そしてバレンタインデー・カードが並びます。日本のバレンタインデーは女性から男性にチョコレートを贈りますが、イギリスでは男女共に恋人、夫婦、パートナー同士などでプレゼント、花束、そしてバレンタインデー・カードを贈ります。 なかでもバレンタインデー・カードは真っ赤なハートやバラの花束などのイラストに「Happy Valentine’s day」、「For the one I love」などのメッセージが添えられているロマンティックなものが多く、カードを開くと立体的にメッセージが飛び出すポップアップカードなどもあります。  

また既存のスタイルではなくクリエイティブに想いを表現するなら、英国が誇る画材「ウィンザー・アンド・ニュートン(Winsor & Newton)」で想いを描いて伝えるのもありかも。「ウィンザー・アンド・ニュートン」は1832年に化学者のウィリアム・ウィンザーと芸術家のヘンリー・ニュートンによってロンドンで設立された英国王室御用達の画材専門ブランドで、世界初のモイストウォーターカラーを発売するなど、屋外ペイントの歴史をも変えたブランドです。

ロンドン

今回はそんな名店のドローイング・インクをチェックしました。

インクはボトルから直接使うことができ、色の鮮やかさは長年愛されているのも納得の美しさ。各色のネーミングもカナリアイエロー、エメラルド、スカーレット、ナッツブラウンなど心躍る物ばかり。年に一度のバレンタインデー、歴史とともに愛され続ける特別なアイテムで、ハッピーに愛を伝えてみませんか?  

ロンドン

「ウィンザー・アンド・ニュートン」の美しいドローイング・インクのパッケージは、世界的に有名なデザイナー、マイケル・ピータースOBE(Michael Peters OBE)によるもので、輝かしい受賞歴も誇ります。「ウィンザー・アンド・ニュートン」はイラストレーターやアーティストはじめ、多くの人々に愛され続けています。





  

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