春は、あちこちに花が咲き乱れる季節ですね。誰もが花を見ると心が和み、「花が嫌い」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。特に女性で花が好きな人は、大変多いものです。
「部屋に花を飾ると、運が上がる」ということを、聞いたことがあるでしょう。例えばインテリア風水では、「生花」、「明かり」、「アロマなどの良い香り」が、女性の運を上げる3点セットである……と聞いたことがあります。観葉植物ももちろん運を上げるアイテムですが、花はもっと可憐なイメージを強く持っているのです。
花は独特の良いエネルギーを持っている
もちろん花の美しい色や形が、人の心を和ませます。それでも、同じ色と形の造花を見るより、生花を見る方が断然癒されるのは何故でしょうか?
花は「生きている」ために、独特のエネルギーを放っています。風水でいえば、「陽」のエネルギーです。それは受粉のために、虫を寄せつけることが目的のものかもしれません。それでも、その放っているエネルギーが空間を明るくし、人の心を癒すと考えられるのです。
私は2年間ほど、花を趣味としています。あくまでも私の感覚では、花びらではなく花の中心部から、強烈な癒しのエネルギーが出ていると、日頃から感じています。ですから花を上や横に向けて飾るより、自分の方に向けて飾った方が、ストレートに陽の気を浴びることができるのです。

花を飾ることによるメリットとは
部屋に花を飾ることで、具体的にはどのようなメリットが得られるのでしょうか?いくつかピックアップしてみました。
1.気持ちが安らかになる
花から放出される和やかな気が部屋に満ちて、その気を浴びることにより、気持ちが安らぎます。忙しくてもイライラしにくくなり、家族に優しくなれるでしょう。
2.不眠が解消する
私自身の経験でも、枕元に新鮮なフラワーアレンジメントを置くと、熟睡できるようになります。ある漫画家さんは、金縛りが毎晩続いているときに寝室に大きな花束を飾ったら、金縛りに遭わなくなったそうです。
3.気持ちが前向きになり、作業の生産性が上がる
実験として、花がある部屋とない部屋で同じ作業をしてもらったところ、花のある部屋の方が、効率が良くなったとの報告があります。気持ちが前向きになるため、生産力や創造力が高まるのです。
花の色による効用の違い
見る花の色によって、受けるエネルギーも少し違ってきます。どの色の花を飾りたいと感じるかによっても、今のあなたに必要なものが分かるでしょう。
・白色の花
心の穢れが落ちてクリアになり、自分の美点を表に引き出せます。
・赤色の花
意欲や勇気が出て活動力が高まり、行動的になれます。
・ピンク色の花
心にたまっている疲れや緊張がほぐれ、優しい気持ちになれます。

・青系の色の花
集中力が高まり、話したり読んだりの知的活動がスムーズになります。
・黄色・オレンジ色の花
明るい未来が想像できて、心が元気になり、笑顔が増えます。
・紫色の花
ワサワサと落ち着かない心が鎮まり、直感力も高まります。
いかがでしたか? 部屋に飾る花の量は多ければ多いほど、その効果も高まります。しかし、まずは少量の花を飾ることからスタートして、幸福な毎日を目指してみてはいかがでしょうか。
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