「ふんぞり返り」には必ず制裁が入る! 調子がいい時ほど謙虚になろう~プロ野球交流戦の阪神タイガース・岡田監督の言動から学ぶ~

謙虚

人間の運勢には、必ずといっていいほど良い時と悪い時、という波が訪れます。波の大きさに個人差はあれど、ずーっと調子がいい人というのはまずいないでしょう。気をつけたいのは、順調に進んでいる時ほど調子に乗って、ふんぞり返ってしまう……という場合が多いということです。すなわち、傲慢になっている状態です。

何事も順調にトントン拍子にうまくいっていたり、周りからチヤホヤされている状態が続いたりすると、「自分は何をしても大丈夫!」という無敵な感覚が生まれます。そうした時に、多くの人はふんぞり返ってしまうのです。その時に、「この調子の良さは永遠に続く訳ではない」とか、「この調子の良さは周りの人達のお陰である」という気持ちが根底にあれば、このふんぞり返りは起こりません。

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ふんぞり返っているときの特徴とは

 自分自身が今ふんぞり返っている……ということは、主観的になかなか気がつきにくいものです。その基準として、「上手くいっていない人のことを、見下す気持ちが生じる」ということが第一に挙げられます。大きくふんぞり返っている人は、その見下している態度をはっきりと、もしくはネチネチと言動に表すのです。

ふんぞり返っていたプロ野球の監督

先日、プロ野球のセ・リーグとパ・リーグが戦うという交流戦が、3週間にわたって行われました。セ・リーグで勝ち続けてダントツトップの阪神タイガース岡田監督が、この交流戦に入る前に、要約するとこのような発言をしたのです。

 「パ・リーグは大して強くない。だから交流戦は、勝率5割ではあかん」 経緯を払う必要がある戦う相手を見下す発言をしています。この言葉で、調子の乗ってふんぞり返っていることが分かるのです。

実際はどうだったかというと、交流戦に入った途端に阪神タイガースは調子を落としました。そして結局、大きく負け越す結果となりました。ニュースでもあの発言は大きく取り上げられ、恥をかくことになりました。

ふんぞり返りには、必ず制裁が入る

 面白いことに、このようにふんぞり返りには、ほぼ必ずのように制裁が入ります。まるで、天からのバチが当たっているようにも見えます。謙虚さが大切であることを学ぶ必要があるのです。実際には人に対して不快さを与えていることから、それ以外にもさまざまなマイナスが生じるでしょう。

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 あなたは今、調子がいいですか? そうした場合は決してふんぞり返らないように、謙虚さと感謝を忘れないでくださいね。「自分は絶対に大丈夫!」と思っている時ほど、慎重になりましょう。そうしなければ、必ず制裁が入ってショックを与えられるのですから。

  

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