もう一度見直そう! 砂糖の摂りすぎの恐ろしさ~わかっちゃいるけど、やめられない……それは砂糖依存症です!~

砂糖

チョコレートやケーキ、豪華なパフェなど、女性はスイーツが大好きですよね。
こうした甘い物を食べると幸福な気分を味わえるので、私も大好きです。

それでも、ダイエットの大敵であることはもちろん、最近は砂糖、その中でも特に精製された白砂糖の摂りすぎが、色々な健康被害を招く……ということも、知られてきているのではないでしょうか。

そんなことはわかっちゃいるけど、それでもやめられない! 特に、以前に比べてスイーツを食べる量が次第に増えてきている……という人は、「砂糖依存症」に陥っているかもしれません。

 

砂糖を摂ることによる健康被害とは

砂糖を取ると、血糖値を下げるために、すい臓からインスリンが大量に放出されます。
これはすい臓にとって大きな負担となり、その上に血糖値が下がりますので物足りなくなり、また甘い物を食べたくなる……という、悪循環に陥る仕組みになっています。
ですから、砂糖を摂れば摂るほど、ますます甘い物が食べたくなってしまうのです。
こうしていとも簡単に、砂糖依存症が出来上がります。

また、インスリンによって血糖値が下がるとアドレナリンが放出され、怒りっぽくなる……というデメリットもあるようです。

砂糖の摂りすぎによる主な健康被害は、虫歯や糖尿病になりやすくなるほか、「冷え性になる」、「花粉症などのアレルギーやアトピーがひどくなる」、「すい臓と肝臓に大きな負担をかける」、「血管が詰まりやすくなる」、「カルシウムが奪われ、骨が弱くなる」、「腸内の悪玉菌が増える」、「肌や内臓が早く老化する」、「心臓病のリスクが高まる」……などなど、枚挙にいとまがありません。

砂糖

少しインターネット検索すると山のように出てきますので、甘い物がやめられない方は、ぜひ一度そのデメリットについて、確認されることをお勧めします。

 

スイーツがもたらす幸福感は、ほんの一瞬

私もスイーツが大好きで、食べている時は、確かに幸福感を味わえます。
ただしその幸福感は、本当に食べている時だけ。食べ終わると、「何だか、体に悪い物を入れてしまったな……」という罪悪感が長く残ったり、「今日はこれでもう、甘い物は食べられないな……」という物足りなさが、強まったりしてしまいます。

つまり、甘い物を食べるということは、ほんの一瞬の快楽を得るだけなのです。
その場の物足りなさを補うだけという点で、タバコと同じようなものではないでしょうか。

逆に1日スイーツを食べないで過ごせたら、「今日は悪い物を体に取り入れなかった!」という満足感や幸福感が、長く続きます。
こうしたことからも、砂糖を摂ることは、百害あって一利なしといえるのでしょう。

 

白砂糖を減らす工夫を

色々とある砂糖の種類の中で、比較的健康の被害が少ないのは、「黒糖」「てんさい糖」です。
私はかなり前から、コーヒーと無糖のココアには、てんさい糖入れて飲んでいます。
最近は、羅漢果からできる「ラカントS」という甘味料も出てきて、ノンカロリーで健康被害も少ないということで、人気になっているようです。

白砂糖の摂取を少なくするために、自宅ではこうしたものを利用することがお勧めです。

砂糖

それでも、市販のケーキやチョコレートには、白砂糖が山のように使われていることは否めません。
それを常に念頭に置き、上手にスイーツとつき合っていきたいですね。

 

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