現代社会と自信
日本のような上下関係の厳しい物質主義の集団社会で生きて行くために、自分を押し殺し過度に周りに合わせてばかりだと深い自信は育ちにくいものです。
特に、物質主義社会(お金崇拝)から派生する、見た目(メディアに左右されたもの)や勉強(主に記憶力)やスポーツといった特定の資質や特徴を持った方が優遇されて尊敬されるような環境では、優遇されない「思いやり」や「創造力」といった資質が開花しにくく、愛を基盤とした「人間の世界を超えた世界で重要なスキル」が優れていても深い自信に繋がりにくいのです。
現代社会であるがままの自分に自信を持つことは、スピリチュアル体験やガイドが無ければほぼ不可能のようです。
自信が無いことでの弊害
自信を持てないことや浅い自信は予想以上の弊害をもたらします。
ネガティブになりがちで自分の可能性を潰してしまいますし、人間間のトラブルの原因は大抵ここにあります。
自分で自分を認められないことから承認欲求が強く他人へ執着しやすくなり、他人が自分をどう思っているかばかり気になり自由を失います。
また、ネガティブな妄想から余計な心配や嫉妬に陥りやすく、相手の言動に防衛本能が反応していちいち感情が揺さぶられ大変なストレスになります。
更に、そのストレスを相手のせいにして相手を追い込み、相手との間に深い溝を作り上げて孤独に陥ります。
例えば、パートナーが不機嫌な時に「自分のことを怒っているのだ」あるいは「攻撃されている」と判断し塞ぎ込んだり、相手の機嫌を取ることに必死になって疲れ切ってしまい、あるいは相手を攻撃することや自分が不機嫌になることを正当化してしまいます。
スピリチュアル的デメリット
自信を持てず、自分を生きられず、魂としてのこの世での自分の使命を果たすことができないことは、自分だけでなく世の混乱を後押しします。
真理(魂のルール)を追求しながらしっかりと自分を生き、自分の資質に自信を持ち、自分を表現することがそれぞれの重要な役割と幸せになる鍵なのです。
自信の喪失により常に周りの言動だけではなく相手の発する波動に当然左右されやすくなります。
特に相手のネガティブ波動に対し過剰に反応してしまい「サイキックアタック」として受け止めてしまい心の混乱や怪我や病気も引き起こします。
さらに、不安に包まれて生きることで魂として持ち合わせる直観力や創造力が失われます。
深い自信を育てるには?
本来の自分として生きる、つまり魂として自覚して生き始めることで深い自信が育っていきます。
魂の自分は世の全てのものとの深い繋がりを理解し、周りを自分のように大切にします。
身を捧げてまでも守りたいというほど何かを愛することで自然と生き方に責任感を持つことにつながり、正しさの判断力が育ち自信につながります。
更に魂として生きることの優れた点は、自分も含めて誰もが重要な役割を持って生きている事を理解し、他者や社会の混乱が理解でき、過去、未来と繋がり直観が鋭敏になり、正しい方向に自分を導くことが可能になります。
魂は真理に触れていることから、全ての瞬間により優れた判断ができるようになり、自分が宇宙にとって「よい存在」だという感覚がより深い自信を育てます。
最後に
魂として生き始め自信がつき始めると周りの評価は有用な情報として捉えられ、何を言われても無駄に振り回される必要はなく、辛い状況も学びの場として愛によって与えられたのだと前向きに乗り越えてゆけます。
過去の心の傷を癒すことにもつながり、人を許すことが可能になり過去から自由になります。
自信欠損は無意識に続けてきた癖なので一人ではなかなか修正しにくいものです。
特に今までの「自分との付き合い方」を変えてゆく必要があり、これは過去の自分との付き合い方を理解しながら毎日の簡単な訓練を続けていくことで可能です。
ご興味のある方は私のレッスンを利用してみてください。
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