好きな気持ちの反対は<嫌い>ではなく無関心
嫌いな人、苦手な人、誰でもいらっしゃるかと思います。
その人の顔を見るだけで、名前を聞くだけで、なんとも腹立たしくなったり、激しく嫉妬したり、やたらとその人の動向をチェックしたり……。
お気づきでしたか?
その人のこと……嫌いじゃなくて大好きなんです♡
好きの反対言葉は嫌いなんですが、好きな気持ちの反対は「嫌い」ではなく「無関心」
無関心は相手に何の感情も生まない。
嫌いな気持ちは相手に対して様々な感情を生む。
それが怒りであれ、憎しみであれ、恐れであれ、嫉妬であれ、なんらかの感情が湧きだしていることで、相手にしっかりと関心を持っているということ。
何?だからどうした?嫌いなものは嫌い?
では、わたしの体験談をお話しますので参考にしてみてくださいね。
自分に必要だからいてくれる存在
わたしも嫌いな人がいました^^
その人はわたしに危害を加えたとか、不利益になるような行動は何もしていないです。
ただ、その人の「わたしだったらそんなことしないのに~」っていうことが目に付きすぎて、 <嫌い><苦手>だったんです。
わたしはカウンセラーをさせて頂いているという立場上、誰かを嫌うなんていうこの気持ちをどうにかしようと考えて、一生懸命この人に対するブロックを解除していた時がありました。
解除しても解除しても、なかなか感情が収まらないのは、この人の存在はわたしにものすごくメリットがあったからなんだと気付いたんです。
①この人の動向をチェックしていると、自分に必要な情報と出会うこと多数
②この人が行動を起こしてどんどん向上していくのに嫉妬することで、自分も普段やらなかったこと、避けていたことを自然にするようになった。
言うなれば、わたしは保守的、お相手は攻撃的。
保守的な立場で物事を見ていたから、攻撃的なこの人の振る舞いが苦手で拒否反応を起こしていたのだけど、実は保守的な行動とは、衰退に向かっていることを表し、この方の存在がわたしを保守的から攻撃的に移行させてくれていた、というメリットがあったってことなのです。