空海は役小角の導きであの法力を得た!~空海の謎の天河神社1000日修行!~

天河大弁財天神社で空海が生涯で最も多くの修行をしたとの伝説が! それは役小角に強い憧れをもっていたから? いやそれとも……?
空海

空海さんは今年で1247歳? お誕生日おめでとうございます!

お久しぶりです。奈良に拠点を移したスピリチュアルカウンセラーで気功整体師でライターの、あるぢ、です。
今回は弘法大師こと空海さんのお話を紹介します。
来る6月15日は空海さんのお誕生日です。お生まれになったのが宝亀5年(西暦774年)、今年は2021年ですから、空海さんは今年で恐らく1247歳になられるようです。

空海

(弘法大師さんへお食事を運ぶ様子)

ところで、弘法大師とは空海さんが入定後に醍醐天皇から頂いた贈り名(諡号)です。
入定とは一般的に無我の境地に入ることいいますが、空海さんの時代は山林修行に入ることを意味していたようです。
山林修行とは奥深い山に分け入って神秘的な体験をする意味だそうです。
高野山での入定はまさにその通りの場所と言っていいでしょう。

 

空海さんは役小角に強い憧れを抱いていた!

空海

空海さんは高野山開山前に天河大弁財天(以降、天河神社)で1000日間の修行をしたとの伝聞があります。
空海さんが天河神社で修行をされた理由は天河神社の開祖役小角(えんのおづね、役行者ともいう)に強い憧れをもっていたからだと言われています。
天河神社は奈良県有数の山岳地帯吉野山地の天川村にあります。

空海さんが修行されていた当時、天河神社は日本における修験道の中心地でした。
神仏習合の宗教拠点で、なんと1万人以上の人々が暮らしていたそうです。
西洋的に言えば天河ポリスと言えましょう。現在のように神社の形態をとったのは明治政府の神仏分離政策によるものです。
現在の天川村の人口は1310人ほどです。

 

最強のエネルギーを拡散するために計画的につくられたのが天河神社!

空海

天河神社の御祭神は弁財天様です。
弁財天様は真の御本尊をお守りする神様でございます。
真の御本尊は本殿奥にある井戸の水です。その水には凄いエネルギーがあります。
それを全国に拡散し、修験道の一大修行場にするため、天河神社の御本尊の井戸を中心に、その上空から見ると陰陽図になるように木々や建物を配置したのです。
空海さんは万年に一人の天才と言われています。
そんな空海さんであっても、この偉業をやってのける役小角に強い憧れを抱くのは、役小角の凄さを物語るに十分です。
ならば、空海さんが役小角の霊的パワーを吸いつくしたのは想像に難くないでしょう。
なんせ中国で2年ほどで密教を完全マスターしたのですから。

 

もっと超最強のエネルギーを拡散するのが高野山! 空海さんの感謝の気持ちも拡散されている!

空海

空海さんも理想の修行場づくりに励まれます。
それには修行の場にふさわしいエネルギーが必要です。
天河神社以上に莫大なエネルギーを発すものを望まれたようです。
空海さんは様々な情報と智慧をもとに高野山を見つけました。高野山は奈良と和歌山の県境にあり、吉野山地に連なる紀伊半島有数の山です。そこは紀伊半島の雄大な自然の霊的エネルギーが集うのを空海さんの慧眼でみいだれたのでしょう。このエネルギーはとても強いので、理想的な修行ができ、世の中や人々が安寧になるエネルギーをも拡散できます。大きなエネルギーなので、政治的な利用も考えられそうですがそうはされなかったのでしょう……。

空海さんは天河神社や中国などで学びきりました。その結果、真言密教ができました。空海さんの集大成というべきものです。
真言密教に則って高野山を開山しました。それは日本に類を見ない宗教都市を作り上げることができ、今に至っています。

実は高野山でも弁財天様が祀られています。高野七弁天といわれていて、7つの弁天様が祀られています。
真言密教には弁天様の信仰は欠かせません。これは空海さんの役小角への感謝の気持ちを意味する物かもしれません。それに加えて、空海さんを慕う人々の空海さんへの愛のエネルギーも忘れてはならないでしょう。

 

筆者紹介:あるぢ(有地 正敬)
ライターの他、電話やZoomを使って魂の目的、魂の名前、魂の色、前世などスピチュアルな鑑定をしています!

あるぢのセミナー動画配信情報!
https://ameblo.jp/arudiya-healingroom/entry-11934966003.html

あるぢのサロン、ひぃりんぐ処あるぢや公式サイト
http://arudiya.com

 

《あるぢ/有地正敬 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/arudiya/?c=93242