聖地を巡る旅〜霊山でもあり昔は女人禁制だった、島自体が霊的エネルギーに満ち溢れた神の島、”屋久島”の二つの素晴らしい巨石

岩

”パワースポット巡り”となると国内はほとんどが神社を訪れると思います。

御神木、御神体、磐座。

神とは、生み出すという仕組みそのものであると思っています。
木々が生え、花が咲き、実がみのる場所には必ず神々がいらっしゃると感じます。

日本には本来注目されるべきもの凄いエネルギーの高い場所が沢山あります。
各地の磐座、森、洞窟などに呼ばれて旅をし続けています。

私は、主に日本全国の磐座めぐり、沢山の巨石と出会って来ました。
日本の巨石はとても古鋳物が多く、使用用途がはっきりしていない場所が沢山あり、ピラミッドの発祥も日本であると言われています。

今回は霊山でもあり昔は女人禁制だった、島自体が霊的エネルギーに満ち溢れた神の島、”屋久島”の二つの素晴らしい巨石について書きたいと思います。

 

〈天柱石〉

岩

”一生に一度は行ってみたい屋久島に”と、日本人は思う人が多くいると思います。
私もその一人でした。
なかなか一人で行こうとなるには難しい場所だと思います。

今回、私が2度に渡って訪れた屋久島では、有名な7000歳の縄文杉ではなく、角度を変え”太忠岳と高盤岳”にある大きな岩に出会う為でした。

磐座(イワクラ)と調べても屋久島ではほとんど検索に出てきませんでした。
その理由は、屋久島に渡りわかりました。ほとんどの山の頂上付近に、ものすごい数の巨石が沢山あるからです。

一般的に登山ができる山で見かける磐座として神社でまつられているレベルの大きな岩が、屋久島では、神々の会議といわんばかりに集結していて、その周りや岩自体から屋久杉が生えているという生命の神秘が広がっていました。

今回導かれた場所は、屋久杉ランドの中にある太忠岳という頂上にある”天柱石”

宇宙を仰ぐ天柱石の大きさは40メートルもあるのです。
その姿はゾクゾクする程で、神々しさと脅威とがまじりあったシンボル。
誰が何のために立てたのか、謎が謎を呼ぶシルエットですが、はるか昔の神殿の目印という説もあります。

屋久島には、天然の三種の神器があるといわれており、天柱石はその一つの”剣”にあたる場所です。
天柱石のある場所には祠があり、小さな剣も存在いたします。

そうすると、”鏡”となる場所、”勾玉”にあたる岩もあるという事です。
片道4時間という大変な山道をロープを辿り上がっていきます。

天柱石に会うと自分の宇宙的なお仕事が変わるくらい強烈なものです。

きっとここにくると人生が変わってしまうくらい、びっくりすることでしょう。

日本には素晴らしい場所が数多く隠されています。
その場所へ出向くと、すべての出来事がちっぽけに感じ、そして自分の役割に気づきます。
できることなら、全ての方に、人間としての本当の機能の目覚めのスイッチを押して欲しいと強く感じます。

 

〈トウフ岩〉

岩

大きな岩が、不思議な形で切られている高盤岳にあるトウフ岩。

こちらも登山にはツアーガイドをつけないと道に迷ってしまうレベルに難易度が高い場所です。
フランスパンをスパッと切ったような不思議な花崗岩の巨石です。
天柱石同様こちらも天から見てすぐわかるようなシンボルとなっています。

岩達は、ずっと持ち続けています。
叡智を紐解くことが出来る日本人を。

そんな巨石だらけの島屋久島。
縄文杉も一つのキーワードですが、ぜひ屋久島を訪れましたら、巨石とその偉大なる姿に目て、触れて、感じて見てください。

自然界と人間とが、太鼓の昔のように共存できる世界をまた作る上げられるようになれたらなと思います。

 

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