エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.89~我が家の子育て食事事情 (潤治編)

子どもが市販のお菓子を買い、夕ご飯に差し障りがあるほど食べていたら、どのように感じますか? チョコレート、クッキー、アイスクリーム、ケーキ、炭酸飲料水、などどのラインまで許せていますか?泣きやむなら与えますか? そして、子どもの健康状態は僕たち親の責任でしょうか?

僕たち夫婦は、エンジェルセラピー(R)を使って、カウンセリングやコーチングをするようになるにしたがい徐々にベジタリアンになっていきました。

 

お肉や加工肉は真っ先に身体が受けつけなくなり、魚も次第に食べなくなっていきました。

そうするようになっていったのは、直感力が上がる感覚があったためです。
天使からのメッセージとエゴの声を聞き分けるときに菜食でいるととても楽にそれができるようになりました。

次第に乳製品、卵、砂糖やアルコール、カフェインなども摂らなくなり、ベジタリアンの中でも「ヴィーガン」と呼ばれるような食生活になっていきました。

そうした食生活が身体を解毒させてくれたのか、ほどなくしてふたりの間に新しい命、娘である小葉がやって来ました。

彼女は2歳になるまでは、僕たちの菜食に付き合ってくれましたが、2歳を過ぎ、次第に自分の意思をハッキリと伝えるようになりました。

%e3%82%b9%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%aa%e3%83%81%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6-%e7%ac%ac89%e5%9b%9e-%e6%bd%a4%e6%b2%bb%e7%b7%a8-%e7%94%bb%e5%83%8f1

「ハム食べたい!」
「卵食べたい!」
「牛さんのお乳飲みたい!」
「焼き鳥食べたい!」

はじめは食べさせなくないという思いがありました。

市販のソーセージ、ハンバーグを食べる3歳の娘に卒倒しそうになるパパでした。

「ああ、身体に悪いものが……。」

しかし、とても美味しそうに食べる娘を見ていると、僕の食に対する狭い視野での決めつけは彼女のためにならないのでは? と思い始めました。

いつの間にか厳格な求道者になっていることに氣づいたわけです。

ハンバーグに似せて、たかきびハンバーグをお弁当に入れたら、ひどく娘に嫌がられました。

食の選択も彼女自身でしたかったようです。リクエストもするようになり、自分が何を食べたいのか、しっかりと分かっているようでした。

 

彼女の身体の声を聴こうと思いました。

「小葉の身体は、ハンバーグを欲しがっている? 身体は喜ぶ?」と娘自身にも問いかけるようになりました。

すると、彼女は、
「このはのおなかはよろこぶよ。」
とにっこりと笑いかけてくれるのです。

お菓子も自由に食べるようになりました。
スーパーマーケットに行くと、日によりますが、お菓子コーナーに行ってみたり、お肉コーナーや魚コーナーだったりします。

食べたいという氣持ちをきちんと分かち合い、そして、一緒に身体の声を聴こうとすると不思議と無茶な食べ方、中毒性はなく、周期のようなものがありますが、落ち着いて食や嗜好品と付き合えるようです。

彼女がお菓子を食べたいと強く訴える時は、「甘えたい、わたしに関心を向けてほしい」という氣持ちがそうさせていると氣づかされました。

%e3%82%b9%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%aa%e3%83%81%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6-%e7%ac%ac89%e5%9b%9e-%e6%bd%a4%e6%b2%bb%e7%b7%a8-%e7%94%bb%e5%83%8f3

それを「もう、さっき食べたでしょ? 約束したでしょ?」と娘の表面上の言動に反応していると問題は違う方向へと向かってしまいます。

「ママと一緒にお菓子作ろうか?」とママの寛子は提案します。そうするととても喜び、「お手伝いできること」「ママと一緒に作れること」「わたしも作っていること」「どうやって作るのか見られること」など一石数鳥なわけです。

そうして一緒に作ったお菓子だと、娘もとても大切に食べます。市販のお菓子だと、食べ始めたはいいけど、途中で飽きてしまったり、遊びながら食べたりします。

反対に、極端にママやパパが「手作りお菓子」にこだわり始めると、娘の小葉は市販のお菓子を食べたがります。

頑張ろうとか、義務感や価値観の押しつけなどのエネルギーが作るものに入っているとそれを嫌がっているかのようです。

何を食べるかではなく、どのようなエネルギーを帯びているのかということのほうに氣をつけています。

我が家では、菜食というものがひとつのメニューのひとつになっています。

魚や鶏肉が食卓に上がるようになりました。健康に氣をつけるとともに、身体が何を求めているのかを身体に伺うようになりました。

「今、身体は何を求めている?」
「それを食べることで身体は喜ぶ?」
「身体はその選択に感謝してくれる?」
「5年後を考えたときに、身体はこの食事に喜ぶ?」

こういうものだという決めつけるよりも、自分や直感や身体の声に耳をすますために問いかける毎日です。

それも娘が僕たちの視野を広げてくれたおかげなのです。

 

《水本潤治・寛子 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/mizumoto/?c=33212