出逢いのチャクラ PART.17 ~怒りの火曜日~

ボディサイコロジスト、おのころ心平です。
今日は、火曜日。今日1日、どんな出来事がありましたか?

ウィークデーでのペースを徐々にカラダが思い出していく火曜日。様子見の月曜日から、少し自分の意見を述べてみたくなります。火曜日は「正義」を象徴します。自分が正しいと思うことが言動に表れやすく、つい言い過ぎたり、やり過ぎたり。結果、対立や競争を起こすことも。

第3チャクラをメインセンサーとする火曜日。PART8の解説でご紹介した通り、第3チャクラが不活性になると、自制力や忍耐力が弱くなり、心配や不安感が強くなったり、いらいらしやすく、怒りっぽくもなります。

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……というわけで、火曜日の感情BODYは、
怒りのカラダ = anger body

★火曜日に生じやすい = 第3チャクラ = 七情(怒)
★怒りのカラダ
怒りとは「自分を投影しやすい」感情なので、
・自分が自分に絶対禁止していることを相手がやる
・あるいは、自分を自分で嫌っている部分を相手に見せられる
ということが引き金になったりします。
誤解を恐れず申し上げますが、「怒り」は必要な感情です。
ただ、多くは、「不適正な怒り」になって、表れています。
そしてこの「不適正な怒り」は、カラダの中で不完全燃焼を起こします。

<不適正な怒り>
特徴1は、「ターゲットがずれる」です。
そこに原因はないのに、怒ることのできる相手に、怒りをぶつけてしまう。
会社で嫌なことがあったご主人が、奥さんに不機嫌に接したり、
イライラしているお母さんが、子供にきつく当たったり……。

特徴2は、怒っているときについ口をついて出る言葉=「なんで? どうして?」
どうして、そんなことをするの? どうして、わかってくれないの?
怒りの背景にはいつも「理解してほしい、わかってほしい」という心理が働いています。
「わかってほしい」から怒る。でも、怒られた方はよけいにわからなくなる……。
「何をわかってほしいのか?」に目を向けないままにした怒り……それが「不適正な怒り」としてカラダに影響するのです。

★東洋医学では、気は上昇。カッとなって気は逆上。
これが過ぎると、肝臓を傷つけると解説しています。

★anger bodyの兆候
・口グセ:「なんでよ!」「いいかげんにしてよ」「もう!」。
・とにかくイライラして、目の前にあるものすべてが邪魔者に見える。
・「気」が上昇し、見えないボディを逆三角形にする。
・ダメージ:肝臓に影響。「腹が立つ」の言葉どおり、腸の動きも異常になる。
・感情ボディは、逆三角。頭でっかちとなり、ところどころが破けてふしゅーと湯気が出る。頭に血が上り、腹部や下半身に血液が足りなくなる。第3チャクラが担当する膵臓の消化液の分泌や「血糖調整」の低下にも。

★anger bodyは、
「無理解の対立」のアラームサイン。
わかってくれないなら、わかってやらない。わかってほしい、でも、わかられてたまるもんか。この複雑な心の葛藤が限界を超えると、理解の臓器である肝臓に影響が出てしまうのです。

★anger body対策法
怒りの正体は、じつは肝臓の疲れです。
肝臓に気や血液が必要なのに、気は上へ行ってしまっている。
怒りって、その原因を頭で考えれば考えるほど、逆効果なのです。
だから、怒りを頭からいったん外しましょう。
怒りの対処法はつまり、とりもなおさず寝ること!です。ゆっくり睡眠がとれたなら、誰に、何に、怒っていて、自分がどう理解してほしいか、を見つめる余裕が出てきます。