マインドブロックバスター~読む心のブロック解除 PART.2

マインドブロックバスター(R)の栗山葉湖です。今日はまず「マインドって何?」というお話をしますね。

人体の科学で言えば言語や思考、感覚をつかさどる機能は「脳」にあります。視覚や聴覚、触覚……など私たちの五感からつかみとった感覚が脳に送られ、それを表すために言葉で「感情」を呼び起こしたり、涙が流れたり、体に反応(胃のあたりがキュッとしたり、背中がゾクッとしたり)するわけですね。
でも、古くから私たちは自分のもつあたたかい気持ちを胸のあたりで感じてきました。胸のところから発するあたたかいエネルギーを「心」「こころ」「ハート」「マインド」と呼んできたように、思って、感じてきたように思います。
チャクラと呼ばれる「エネルギーフィールド」も胸のところに「ハートチャクラ」があって、そこから「愛」のエネルギーが放出されていますよね。

「マインド」があたたかいと豊かな波動があふれ出ます。「開かれた」感じがします。「マインド」が冷えたり凍りついたりすると自分が閉じるのがわかります。「内にこもる」感じがします。まるでお天気のようですね。
自分に起こる現象や事実(今日は大事な商談だ、またはこんなイベントがある、誰さんに会わなければいけないなど)から、今日は楽しみだ、今日は緊張する、朝から憂鬱だ、などと「マインド」のお天気予報を立てている人が多いと思いますが、実は逆も可能なのです。つまり、先に自分の「マインド」のお天気を「晴れ」にしてから物事にあたってもいいわけです。私たちの「マインド」は過去の経験から、無意識に自分の過去に味わった感情とこれから起きることを結び付け、起きる前からそのときの感情まで疑似体験し終わって、現実にその場面に遭遇したときに、想定外に傷つくことを避けようとします。でも、それにとらわれると「今、高波の来ていない海」で海や景色の美しさを味わうことなく「高波が来たらどうしよう」とばかりおびえて楽しくない気持ちで美しい海や景色の場所にいる、という矛盾した時間を過ごしてしまいます。この「過去の経験を生かす」というのは一見いいことのように思えますが、いざという時に直感を鈍らす原因ともなります。

本当は人生とは「想定外」の連続なのではないでしょうか?津波を始めとした防災の心得の第一条が「想定にとらわれるな」だということに感銘を受けました。日本は「過去の教訓に学ぶ」「転ばぬ先の杖」の国ですが、自然は、地球は私たち人間の浅知恵などはるかに凌駕した驚異の生命なんですね。
あなたの「マインド」は開いていますか?閉じていますか?直感を信じて胸からあたたかいエネルギーを放出させましょう。

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