ココロセラピストが語る!『わかるだろ? ウザい海外ドラマと日本人』とは?

でも!! 実は気づいていない人も多いかもしれませんが、日本人もこのカンに障る奇妙なコトバを案外使っているようなのです。
ココロセラピストが語る!『わかるだろ? ウザい海外ドラマと日本人』とは?

好きです! 海外ドラマ!

海外ドラマが大好きです。最近は『4400』というドラマにハマっています。ちっとも最新の流行でも何でもないのですが、とにかく面白いのでいつも大興奮しながら観ています。

ある時、友人に海外ドラマが好きか聞いた事があります。するとこんな答えが返って来ました。「うーん。作品にもよるけど、あのアメリカ独特の文化というか、なんか、そういうのがイヤになるときがあるんだよね……」と。

もちろん文化も日本と海外(この場合は主にアメリカ)は文化も習慣もかなり異なりますので、違和感は確かにあります。言われてみれば、彼の言う事ももっともだと思いました。

僕は海外ドラマを見る時は、それも含めてネタ(作品の世界観)だと思っているので、ツッコミどころ満載でも笑いのツボと思って楽しんでいました。

しかし! ここに重要な盲点を発見してしまったのです。それは……。

 

わかるだろ?

海外ドラマといえば、どの作品にも必ずと言って良いほど似たようなセリフの言い回しがあります。たくさんあるので1つ1つ例を挙げていたらキリがありませんので1つだけ取り上げます。

それは「わかるだろ?」です。女性が言う時は「わかるでしょ?」という言い方かもしれません。海外ドラマを見ていると作品問わず30分に1回は必ずと言って良いほどこのセリフを耳にします。言語の研究をしている人がいたら、ぜひ海外ドラマの頻繁に使われる言葉を調べて欲しいところです。

あのセリフ、結構唐突に来るんですよね。相手にも理解や共感しやすい話をしているのであれば、そもそも「わかるだろ?」なんてわざわざ言う必要はありません。言葉を覚えたての小さな子供相手なら確認の意味合いを込めて言うのもわかります。でも、ドラマの中では大人が大人に対して頻繁に使うことが多いです。

時々、「わかるだろ?」というセリフを聞いた時、「えっ!? 何に対して……??」と素で混乱してしまう事があります。僕の理解力が低すぎるだけかもしれませんが、そうではないと仮定すると、海外ドラマではセリフの内容が簡単であろうとなかろうと喋り終わる直前に「わかるだろ?」という言葉を加える習慣でもあるのかなと思ってしまいます。ドラマの外でも日常会話で「わかるだろ?」を連発しているのか、ものすごく興味深いところです。

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日本人verの「わかるだろ?」とは?

確かに、人によってはこのような奇妙な言い回しに対してイラっとしたりムカっとしたりするかもしれません。そして僕は海外ドラマが好きですが、それを押し付けようとも思っていませんので「これが海外ドラマというモノなんだよ。わかるだろ?」というつもりは毛頭ありません。ご安心ください。

確かに実際に言われたら、ちょっとイラっとしますよね。僕も同感です。あれはフィクションだから、そしてネタ(?)だから面白いものなのかもしれません。実生活で似たようなコトをされると複雑な心境になってしまいます。

どうも日本人の心理としては「わかるだろ?」は奇妙な言い回しと解釈してしまうようです。(※もちろん違っても問題ありません)
同じ人間なのに、ところ変われば、言葉の微妙な使い方の違いで受け取る感じ方も結構違うものだなと最近になって常々感じるようになりました。

仮に外国人と友達になって「わかるだろ?」と実際に言われたとしても、文化が違うのだから違和感があってもツッコミを入れるのは止めようと思うかもしれません。異文化交流の基本は相手の文化を尊重する事ですからね。

でも!! 実は気づいていない人も多いかもしれませんが、日本人もこのカンに障る奇妙なコトバを案外使っているようなのです。

「私、小心者なんです…」「私、ネガティブなんです……」「私、朝起きられないんです……」といった特にネガティヴなコトを言う人たち。何か気付きましたでしょうか。「……」の後に「わかるだろ?(わかるでしょう?)」が隠されているのです!

海外ドラマじゃなくても、ちょっとムカムカしてきませんか。考え方によっては、もっと腹が立つかもしれません。なぜか。それは、結論を言わないからです。無意識とはいえ「わかるだろ?」さえ省略しているのです。「わかるだろといちいち言わなくてもわかるだろ?」言われているような気分になって来ます。