自分を変えたいなら、今の自分をそのまま認めることから~魂を浄化するソウル・セラピー Vol.3

今の自分をダメだと言って、押さえつけることにエネルギーを浪費するのをやめて、今の自分はこうだから、こうしたいと思うことにエネルギーを使うことで、初めて変化することができるのです。

 

こんにちは。魂を浄化するソウル・セラピストの上田佳穂です。

 

変わりたいのに変われないなら、自分の本音に耳を傾ける

「変わりたい!」と強く思うとき、わたしたちは、自分の欠点に目がいっていたり、自分に愛想を尽かしたりしているものです。「こんな自分はもう嫌だ」と思って自分を否定したくなるときに、変わりたい! と強く思うのではないでしょうか。

人には、成長したいという本能があるので、自分をよりよく変えたいと思う人は多いです。
そして、成長したいと思っていると、どこからでも学びを得ることができて、成長できるものです。

ところが、自分はいつまでも変わらない、ダメな人間だと思っている人も沢山いらっしゃいます。なぜいつまでも変われないのでしょう。

それは、本当は、変わりたくないからです。

口でいくら変わりたいと言っても、行動が変わっていないのなら、本心は「変わりたくない」と思っているのです。自分では気づかなくても、心のどこかで、今のままの方が都合が良いと思っているからなのです。

変化に弱い人は、安定したところにいると、そこがどんなに居心地が悪いと嘆いていても、リスクを冒してチャレンジすることよりも、文句を言いながらその場にとどまってしまうのです。

そうなると、ますます変わることは怖くなり、勇気が必要となり、動けなくなり、変わりたいと思いつつも、変われない状態に陥るのです。

だからこそ、変わりたいのに変われないと嘆く前に、まず、自分の本音に耳を傾けることをしてみませんか。

「本当は、どうしたいと思ってる?」
「このままの方が楽だよね」
「このままの方が安心だよね」

shutterstock_149324954

 

今の自分をそのまま認める

自分の本心がなんなのかを見つめて、自分が本当は心の奥底では、変わることを怖がっていることを認めてしまうこと。それが、自分を愛する第一歩です。

今の自分をそのまま認めることは、自分を否定することでも、肯定することでもありません。

自分がどこにいて、どういう状態なのかを知って、それをそのまま受け入れること。

たとえて言うなら、前に進みたいのに、信号の前でずっと立ち止まっている自分を見つけること。青信号になっても、そのまま立ちすくんでいる自分を認めること。

「ああ、わたしは、信号の前で立ち止まっているんだな」と認めること。

信号の前で立ち止まっていることが悪いことではないのです。ただ、自分が立ち止まっていることを認める。そこに否定も肯定もないのです。