またおもしろいことに、この神様のルーツをみていくと
浦嶋太郎伝説や、日向三代の神話の海幸山幸の物語のモデルに直結するのです。
日向で海族であり隼人の祖先に関係する日下部氏の都萬神社に
龍宮神話があるのですが、龍宮ならぬ琉球からもどってきた浦嶋太郎よろしく
ほんとうの日向三代の神話の元となっていまも祀られていたのです。
そして、天照のもう一つのお姿は、龍神。
本来龍宮の神としてまつられていた太陽神が卑弥呼のキャラクターと一体化して
のちの女性の神様である天照大神様として祀られることになったのでしょう。
龍神でもあり、ほんとうの太陽の神様として
そのエネルギーがいまもなお大和地方に存在していたのでした……。
一番古い起源としては、琉球や奄美大島の天孫降臨の物語が
日向から大和にむかっていったものだといえます。
真実の天孫降臨と隠された龍宮神話
海幸山幸の日向の神話を語り継いだ龍宮神話をもっていた日下部氏は
のちに浦嶋太郎伝説の主役として、丹後半島で有名になります。
海は天(アマ)というように、海からくだってきた人々の伝説が
のちの天孫降臨のモデルとなっていたことがその神話の中から見えてきます。
すべてのいのちは海から生じるものですが
その海から上がってきた奥様方(玉依姫・龍宮の乙姫)と結婚して
龍宮の伝説は今も語り継がれています。
日向にもさまざまな龍宮信仰の拠点があり、そういえばこのあいだいった
大御神社も5000年前の龍宮信仰の拠点が存在していたり
龍の玉(ドラゴンボール)が発見されたり、シュメール文字の岩盤文字で(ジャスラ=大地の蛇)と
書かれていることが分かったそうです。海の民族は、とにかく超古代から日本の龍神を信仰していたことがわかります。
それがのちの天照様となったのですね。
龍と日本人はとても縁が深い一族だったことが本当にわかってくるんですね。
伊勢神宮の天照大神様も、その本当の姿は龍蛇であり、姿を知っているという
人々の話もあるほどなのです。これも驚きですね。
今回ともくんがレポートした天照様と関わりのある神社……(みんなもいってみてネ)
・元伊勢籠神社(丹後一宮)
京都府宮津市大垣http://www.motoise.jp/
・都萬神社(日向総社)
宮崎県西都市大字妻1http://www.pmiyazaki.com/tsuma_j/
・大御神社
宮崎県 日向市伊勢ヶ浜http://www.oomijinja.jp/
・大神神社(尾張一宮)
奈良県桜井市三輪http://oomiwa.or.jp/
・元伊勢皇大神社
福知山市大江町内宮宮山http://www.geocities.jp/k_saito_site/doc/tango/motoisenaikuooe.html
・都農神社(日向一宮)付近に矢研の滝あり
宮崎県児湯郡都農町川北http://w01.tp1.jp/~sr09697901/
このなかで元伊勢①大神神社②籠神社と日向の一宮都農神社と二宮総社である都萬神社は
同時に日向と元伊勢においてのスタンプラリー形式で同じ流れでたどるようになっており
神社の特徴も驚くほどそのままうつされているように接点があるということがわかりました。
あたらしいこころの岩戸開き
いま日本全体がこころの暗いさまざまな閉塞感や暗闇につつまれ
みんな不安や苦しみを抱えて日々を過ごしている人も多い現状なのではないでしょうか。
本当の生きる答えや希望を見いだせず、すべての人の心にある天国の光を
こころに眠っている岩戸をオープンすることに、勇気を感じてしまう時代……
そんなときに、もっとひとりひとりが寄り添い、
こころから生きている喜びを感じることができる時代になれるように
日本人全体が、もう一度自分の姿と
自分に眠っているほんとうの生まれたとき本来持っていた
そういう自分の姿、素晴らしい神の子としての本質を思い出して
ほんとうの意味で一つとなって、世の中が暖かい光で包まれていく……。
そういう未来がかならずやってくる、そういう新しい心の岩戸開きの日も
近い、そんな気がしています。
大和に眠る、アマテルの存在を知ったとき
もう一度 日本のわたしたちも自分たちの住んでいる素晴らしい神話や
祖先の物語、そのエネルギーに対する感謝を忘れずに感じることで
これからの生き方を新しい心でやっていくことができるようになると本当に私も感じます。
あたらしくはじまった新連載の続きに期待していてね♪!
これからもつづきます!
byともくん
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