「変化を起こしても、後悔しない条件」
① 前の経験がネガティブだったケース
例:前の会社では酷いパワハラに遭っていたから(ネガティブな経験)、ベンチャーに転職したのに、そこもブラックだった!
*この場合、転職した事はあまり後悔しませんが、仮に前の会社がまぁ及第点だとすると、ベンチャーに転職した事を後悔します。
②決定における自分の責任が重いケース
例:奥さんはベンチャーに転職するのを反対していたが、自分が押し切った。
でも、仕事は以前よりハードになった。
*この場合、意思決定の結果が失敗に終わっても後悔は弱くなります。
逆に責任が軽い場合は、現状維持を選択しても変化を選択しても、ある程度の後悔が残ります!
③決定した時、その判断に自信があった場合
例:ベンチャーに転職すれば自分の能力を発揮する自信があったが、実際は予想していた仕事と違い、能力を発揮できていない。
*自信の強い決定をした場合には、他の選択肢を考える可能性が低く、自信の弱い決定をした場合、他の選択肢との間で迷いが生じるので「反実仮想(もしAでなくBを選んだらこうなるだろう、というイメージ)」を考えがちになってしまいます。
加えて「後悔する人としない人の違い」は、「自信の有無」「自己効力感(自分はできる! という気持ち)」があるかどうかにとても影響されます。
つまり、自信がなくて行動した場合、それだけ後悔する確率が上がってしまうのです。
なので、後になって「タラレバ」言いたくなければ自分が選ぼうとしている事が、上記①〜③の条件になっているか、チェックするといいですよ。
前頭眼窩回(ぜんとうがんかかい)という脳の部分を損傷していると、後悔を感じる事ができず、ギャンブルを続けてしまうという事もあるので、「タラレバ」を感じてしまう自分も「まぁいっか」と許容できる余裕があるといいと思います。
長くなったので、「今」と「未来」のタラレバの解決法は、また次回お伝えします!
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