どんな思いで、その行動を行ったか。人間の出力は基本的に行動(Action)を伴いますから、どんな思いでそれをしたか。そこが一番重要なことと言ってもいいかもしれません。
本来のカルマの法則は、ここから始まります。何をやったかではなく、どのような思いでそれを行ったのか。その結果、何を手にしたのか。その連鎖が、その人の新しい思考(思い込み)を作り出します。こうして、どんどん偏りのある魂になっていく。
輪廻転生には、その是正も含まれていると言ってもいいでしょう。
自分がどのような出力の癖を持っているか、理解しておくことは意外と重要です。ただし、そこに正解はありません。その癖を、善悪で判断しないでくださいね。
■2015 最後にやっておきべきこと■
いままでさんざん「出力」の話をしてきて、なんですが……。実は2015年の最後にすべきことは「収穫」、つまり入力の方なんです。ただし、その際に問題になるのが出しきれているかどうか。出しきらなければ、入れるところがありません。出し切らなければ、何も入るスペースがないんです。
まず、自分自身が、今年すべきことをやりきったかどうか。今年得るべきものは、なんだったのか。今年の締めくくりに再検討するのは、重要なことでしょう。
2015年は、上期に種まき、下期に収穫といった動線を描いて動いていました。
種まき時期にしっかり出すべきを出したか、下期に取るべきを取ったかの確認が必要です。出しきれていないものは、タイミングが来るまで持っていることになりますが、在庫管理ができなければ出しようもありません。
一方の収穫も、どれが刈り取れるか認識していなければ刈り取りようもありません。一番重要なことは、「知覚」すること。認め、知ることからすべてが始まるのです。
よりよい来年を迎えるためにも、自分の中の「出る」「入る」について、今一度点検をして、いい状態で来年を迎えたいですね。
前回の記事はコチラ:
魂のQOLを向上させようVOl.47~メッセンジャーという存在~