魂のQOL向上のためのスキルを、鑑定師惠美子がお伝えするシリーズ。
今回は「メッセンジャー」について、お伝えします。
■実は、すべての人がメッセ―ジを聴けるはず■
わたしの仕事は、通詞人。
世にいわれるメッセンジャーの仕事をさせて頂いています。
メッセンジャーって、判りにくいんですよね、きっと。
それだけに、仕事しているといろいろなことを言われます。
以前対面鑑定のお客様で、特別な信仰をお持ちの方に「あなたは高次のお力を借りて仕事をいるくせにお金取るの?タダでみなさいよ」って言われたことがあります。
正直、すっごく驚きました。
この世に存在するすべてのものは、等価交換の法則で成り立っているとわたしは考えています。1出したら1還る、それが等価交換の法則です。
メッセージは、高次の存在(ガイド)たちから常に伝えられています。それを受け取れるか、受け取れないか。
上手に受け取れなくて、でも何を言われているのか、知りたいと思うから通訳を雇う。でも、通訳の立場で思うのは「それは本当にガイドが言っているのか?」と疑われることがあるんだよねってこと。
「貴方の意見は聞いていません」とか言われたこともあります。
笑うしかなかった。
自分の表現の問題もあるのかなあって随分悩んだこともあったけど、最近出した結論としては、多分、ご本人の中にガイドのお応えになんらかの期待があって、それと違った答えが出てきたんだろうなぁって。
だから、聴こえない。正確には聴きたくなかったから聴かなかった状態。
なぜそう思うかというと、そういわれるときは、大概相手の方がよく似た反応になるからです。
繰り返しますが、メッセージは常に皆様に届けられています。
ご依頼の後でそれが思っていたことと違ってしまったときに「こんなことが知りたいわけじゃない。タダで見ないのはおかしい」っていうくらいなら、最初からご自分でメッセージを聴かれた方がずっと早くて効率も良く、費用も掛からないんだと覚えておいてくださいね。
■あなたの見聞きするものすべてが、メッセージ■
では、どうやってメッセージを受け取るか。
それは「あなたが見聞きする、すべてのことが、メッセージである」と気づくことです。
先ほども言いましたが、その中には、本人にとって不都合も含まれます。認めたくないことが入っていることの方が、分量的には多いです。それも含めて、しっかりと受け止められないとメッセージとしては機能しません。
わたしたち通詞人は、ときにキツいこと、厳しいことをいうことがあります。
わたし自身、自分の通詞を同業者にお願いしたことがありますが、彼女は通詞の最中何度も「もうやだ、この仕事キツい。学びなんだろうけどやりたくない」っていいながら、通訳してくれていました。
それが本当に有難かったのを数年たった今でも覚えています。