ただし、同じむかごでも、「ニガカシュウ」とよばれるものは、苦くて食べることが出来ません。一見すると形も似てるので間違って採ってしまいそうになりますが、葉っぱの形がハート型でないこと、また「表面がでこぼこしている」という違いがありますので、自分でむかごを採ろうと思っている人は注意が必要です。
【風邪やインフルエンザ予防にもぴったり】
また、インフルエンザなどの「ウィルスの予防を考え始める今の時期」に嬉しいことに、むかごは「身体をウィルスから守ってくれる」力も持っています。
「ムチン」という食物性繊維が含まれているのですが、こちらが「喉や鼻、眼の粘膜を保護してくれるので、ウィルスから身体を守るだけでなく、ドライアイも防いでくれる」のです。また、「滋養強壮効果」もあるとされていますので、病気予防としても食べておきたいものです。
【手軽なむかごの食べ方】
そんなむかごのもっとも簡単な食べ方は「塩ゆで」。
水洗いしたむかごをお湯にいれ、塩を入れて「10分程度」ゆでます。
お好みでさらに塩を振って味を調整して完成です。とっても手軽に出来ますので、むかごを手に入れたら、まずは塩ゆでをオススメします。もうちょっと本格的にする場合は、「むかご100グラムにたいして、3合程度のご飯」と一緒に炊きあげた、むかごご飯を作りましょう。前述の塩ゆでにしたものを、ご飯に入れて炊きあげれば簡単です。
女性にも男性にも嬉しい栄養素がたっぷりであり、これからの時期に必須のウィルスや乾燥予防にもなるむかご。
ハートの葉っぱからイメージされるように、「愛と優しさと強さに溢れた食材」ですので、一度は食べてみてくださいね。
Now eat seasonal “Mukago”.
Introducing the nutrients with the “Mukago”.