大天使のお茶の間スピ教室 「お金についてもっと知ろう編」PART.4

現代社会に必要不可欠な「お金」について、ミカエル君にチャネリング会話で聞いていくシリーズです。
僕:→シフォン
ミ:→大天使ミカエル君(ミカエル君は自分のことを「ボク」と言います)

愛か?お金か?

僕:「世間では、『愛だけでは腹は満たせない』って言うよね。つまり、どんなに愛があっても、現実的なお金や食料などがなくては生きていけないってことでしょ?」

ミ:「単純に生命活動を伸ばすためだったら、愛なんて必要ないよ。ただ食べていればいい。でもそれじゃ『人間』とは言えないんじゃないかな?まるでロボットだね。
人間の最大の特徴は『知性』だって言うけど、正確には『心』なんだよ。」

僕:「動物にだって心はあるでしょ?」

ミ:「在るけど、人間ほど高度な感覚はないよ。人間の心は複雑で繊細だ。そしてその心が脳(思考)と深く結びつき、君達の日々の選択に影響を与えている。
君達が生きている時、生命活動を持続することは優先されることの一つだけど、それだけじゃないはずだ。生きている中で様々な感動を味わうことが本来の目的だからね。お金はそのための道具ってことさ。

それに、生きるためにはお金が必要って言うけど、だったら、『何のために生き続けたいのか?』を考えたことがあるかな?

僕:「う~ん。あんまりないかな。ってゆーか、うまく浮かんでこない。時には死んだ方が楽なんじゃないかって思えるようなこともあるし……。」

ミ:「ほとんどの人が『死にたくない』と考え、そのために食事をし、そのためにはお金が必要と考えている。それはある意味で肉体的な本能でもある。
愛だけじゃ生きていけないっていうのは、生命体としてある意味で真実だよ。でも、同時に、ただの生命維持のために食べているだけでは、人生おもしろくないでしょ。

そして、お金がなくなることへの不安は、みんなに深く根ざしている。
それは『死ぬ』のが嫌だからと思っているかもしれないが、実際は違うんだ。」

人間として生きていくために、本当に必要なものは?

僕:「死への怖れじゃないの?」

ミ:「死は一瞬の現象であり、死そのものに苦痛はない。だけど、死に付随した苦しみはたくさんあって、それを回避したいと思っているんだ。簡単に言えば、お金がなくなることで死に近づくことが怖いのではなく、死に近づくプロセスの中での様々な苦痛が嫌なんだよ。
その苦痛は、無力感・孤独感・絶望感・痛み・疎外感・苦しみ……。いろいろあるけど、どれもみんなが過去世で体験してきている。体験したからこそ、その苦しみがわかるんだ。
でも、ここで考えてごらん。死を目前としながらも、その苦しみを受け止め安らかに旅立つ者もいるよね。どうしてだろう?」

僕:「人生の悔いがないからとか?家族が看取っているからとか?」

ミ:「みんなが家族の前で静かに天寿を全うできるとは限らないよ。
苦しみを受け止められるのは、愛しかないんだ。お金が無ければ食べていけないと言うけど、愛が無くては人間として生きていけないというのがボク(ミカエル君)の考え方だ。
ただ『生存する』だけなら、お金の力でなんとでもなる。でも人間として生きていくためには、愛が必要不可欠なんだよ。

お金は愛の表現の一つだ。でも、愛の全てではない。
お金がなければ生きていけないというけど、お金がなくても生きている人達はたくさんいるよ。君達の社会から見れば質素な暮らしだけど、みんなお金のことでの不安や心配がない(お金は所有することでいろんな苦しみも発生するからね)。

現代では、生きていくためにはお金も必要だろうけど、そのお金を動かしているのは人間だってことを忘れないでほしい。人の心(感謝や信頼)が形になったものがお金なんだ。
愛で腹は満たされないというけど、お金だけでは心は満たされないんだ(心を満たしてくれるのは愛)。」

ちょっと難しい内容なので、次回に続きます。
次回もお楽しみに。