アンガーマネジメント Vol.12「未来から流れる時間軸を持つこと」

アンガーマネジメント Vol.12「未来から流れる時間軸を持つこと」

時間の概念を考え直す

皆さんは、時間は過去から未来に流れるものだと思っていませんか? また1時間は60分・3600秒で、それ以下でもそれ以上でもない、と感じていないでしょうか。もちろん、これは正しいのです。私たちはこの定義を元に、日常生活を送っています。

でも、果たしてそれが全てでしょうか。今日は皆さんの視点を大きく変える時間の定義をご紹介しましょう。

2つの時間枠:クロノスとカイロス

古代ギリシャでは、人生には2つの時間があると考えられていたそうです。

・1つは「1時間が60分」という時刻としての時間「クロノス」
・1つは、例えば子どもが夢中になって遊んでいると、あっという間に夕方になってしまったというような、自分が感じる別次元の時間「カイロス」

もう少し具体例を出すと、「嫌な仕事を1時間しているAさん」と、「遠距離恋愛をしてやっと恋人に会えたBさん」の1時間は、クロノスでは同じ1時間でも、カイロスではAさんの1時間は数時間にも感じられるのに対し、Bさんの1時間はほんの数分に感じられる、という事です。

私たちが充実した人生を送るには、いかに「カイロス」の時間を持てる道を選択できるかにかかっているのかもしれません。

その選択に役立つのがアンガーマネジメントであり、感情のコントロール技術です。感情を上手にマネジメントして日々選択していけば、不満や恐怖ではなく、自分のやりたい事、好きな事を元にして将来を選んでいけるのですね。

そして古代ギリシャ人はこの「カイロス」をより重要視したのだそうです。
ではもう1つ、時間の流れについて考えてみましょう。

時間はどの方向から流れるのか

時間は過去から現在、未来に向けて流れます。
「未来から現実を作って下さい」と言ったら、クレイジーに聞こえるでしょうか?

多くの成功者は、未来を作るのが大変上手です。まず理想の未来を思い描き、そこから逆算して現実をクリエイトしています。未来は過去の延長線上にあるのではなく、あくまで自分の心の中にあるのです。

アンガーマネジメントは、まず理想の未来を思い描いてもらい、そこから現実とのギャップを測って、その階段を一段一段登って行く技術です。

過去は振り返りません。なぜなら、過去や追求しても、そこに犯人や原因は発見できるかもしれませんが、解決策は書いていない事がほとんどなのです。

ミラクルデイエクササイズ

過去をデータの抽出として参考にするのは構いません。しかし大部分の人は、データだけでなくその時の感情も引っ張り出して来て、苦しんでしまうのですね。今回はせっかく時間について話しているので、未来から現実を作るアンガーマネジメントのテクニックをご紹介しますね。

「ミラクルデイエクササイズ」です。

まず、自分のイライラが全て解決した理想の一日をイメージします。

最初は、誰があなたの変化に気付きますか?
家族にどんな言葉をかけますか?
その日、あなたの声のトーン、表情はどうですか?

そして、イメージがクリアになったら「24時間アクトカーム」というテクニックで、実際に自分がアンガーマネジメントを解決した一日を「演じて」みるのです。

まず、理想の未来を創って下さい。
そこから、現実を動かしていけばよいのです。

時間は過去から流れるものとか、時間の定義は1つだとか、そういう常識を疑ってみるのも、人生の幅を広げ、あなたの潜在能力を引き出すのに多いに役立つ事でしょう。

それでは、また次回。

 

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