女子の小腹の強い味方。ナッツの凄い実力!

ビューティーおやつの代名詞「ナッツ」

美意識の高い女性たちの小腹対策と言えば、ナッツですよね。オフィスの引き出しに常備させているという方も多いのではないでしょうか。高い栄養と良質な油(もちろん、品質のよいものをチョイスした場合に限りますが)は美と健康のサポートに欠かせないもの。一方で、ついつい食べ過ぎてしまってカロリーオーバーをしてしまうことも多いかもしれません。最近ではスムージーにナッツを摂りいれる方も多いようです。実は一つひとつ違うナッツの栄養をご紹介します。

・アーユルヴェーダでも推奨されるナッツの王様「アーモンド」
スーパーなどでも手軽に手に入れられるナッツの代表アーモンド。その栄養価は、インドの伝承医学アーユルヴェーダでも食べることをオススメするほど高く、ビタミンE・B、食物繊維やミネラルをバランスよく含んでいます。また、アーモンドの脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸が多く、身体にとって必要な脂を適度に摂りいれることが可能

・抗酸化力抜群「くるみ」
ナッツ類のなかでも抗酸化力が特に高いと言われ、赤ワインよりも多いポリフェノールを含むのがくるみ。ビタミンEやB群、葉酸、ミネラルを豊富に含むのか、メラトニンや必須アミノ酸の一つであるトリプトファンを多く含んでいます。料理にも応用しやすく、悪玉コレステロールの低下や血流改善をサポートしてくれます。

・漢方薬としてもお馴染み「松の実」
中華料理の材料としてよく使われる松の実。イタリアンのジェノベーゼにもこの松の実の滋養ある香りと味わいが欠かせません。ビタミンB1とB2を豊富に含むほか、抗酸化ビタミンでもあるビタミンEの含有量も多く、鉄分に関してはアーモンドより多く含まれています。脂質ももちろん、オレイン酸やリノレン酸といった不飽和脂肪酸。漢方では内臓機能を調節し、脳を活性化すると言われています。

・目の疲労に「ピスタチオ」
スイーツなどの材料にもよく使用されるピスタチオ。ルテインやアントシアニンなどを豊富に含むナッツで、目が疲れやすい人に特にオススメ。また、腸内でコレステロールの吸収を減少させる働きがあるフィトステロールや、老廃物の排出を助けるリウムの含有量も多い。もちろん各種ビタミンも多く、美肌などにもお役立ち。

そのほかにもマカデミアンナッツやカシューナッツなど、さまざまなナッツがありますのでお好みで選んでくださいね。アルコールを飲む時におつまみとしてナッツを食べる人も多いはず。これは、こういったナッツの栄養が肝臓を強化したり、アルコール分解をサポートしてくれる効果があるからだそう。

ナッツを選ぶ時は、塩分無添加のもので、油であげていないものを選びましょう。またできるだけ新鮮なものを選ぶこともポイント。生のものが手に入ったらラッキーです。ただし、凝縮された高栄養食品ですからくれぐれも食べ過ぎには注意してください。