NYのアロマ魔女 ジュン☆中山の日本パワースポット巡り PART.2 ~ハレの伊勢神宮一日目~

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とりあえず、なーんにも考えず外宮・内宮・別宮をまわってみることにした。

伊勢駅から徒歩10分ほどで外宮到着。参道は左側通行(真ん中は神様の通り道)で火除橋を渡り、手水舎でお作法どおり手や口を清めてから、一礼をして鳥居をくぐる。

そこは別世界!!

鳥居をくぐった瞬間に流れている空気が変わり、パワーをぐっと感じるのだ。そこのブッとい樹木達の生き生きとした生命力に感動!日中でも薄暗いほど木々が立ち込め、新鮮な森の香りとエネルギーの神聖さ。数分ゆっくり歩いているだけで正真正銘本物アロマ森林浴効果で気分爽快になって、自分にパワーが注入され癒されているのがわかる。明治神宮とはまたちょっと違う感覚なのだ。

10分も歩かないうちに、正宮の鳥居と門の茅葺き屋根が見えてきた。

御祭神・豊受大御神は食物や穀物を司る神で産業の守り神。
古来の建築で華美なところがない総檜の「唯一神明造」。門は白い布で覆われていて、この奥に正殿がある。警備員が見張っていて、正殿の鳥居をくぐってからは写真は禁止なのだ。

別宮の土宮、風宮をお参りする途中、野生のイノシシ発見!ブヒ!どうやらイノシシは神の使いというわけではなく、伊勢の土地を荒らす困ったちゃんらしい。

豊受大御神の荒御魂を祀る多賀宮参拝は次日に延期した。
荒御魂とは、神の荒々しい側面のことで、神様にも人間のような二面性があるのは面白い。

そして、タクシーで15分1600円・内宮に移動。

内宮は、神嘗祭の最中で人で溢れかえり大賑わいであった。内宮入り口の宇治橋からお祭りがみえる。

右側通行で橋を渡る。内宮はきらきらとした明るい空気である。だがこの日は、人の気の方が強く感じすぎて、外宮ほどの神聖さが今ひとつ感じにくかった。第一鳥居をとおったら、とりあえず、五十鈴川御手洗場で手や持ってきたハンドメイド・パワーストーンたちを清めた。

正宮に向かうにも、とにかく人が多く非常に喧しく、参拝はできたが正直ここに天照様がいらっしゃるとは思えなかった。天照様の声がまったく聞こえなかったし、感じられなかったのだ。

その後、荒御霊の祭られている別宮に。こちらのほうがすこし落ち着いていたのだが、私がお祈りしている最中、後ろから押してくるRUDEなオヤジには勘弁してほしいと思った。

わが国で最も尊いお宮の内宮に行ったというのに、神聖な場所にふさわしくない振る舞いの人や間違った参拝の人が多すぎて、天照様は怒ってどこかに行ってしまった!?かと思われた・・・

イライラ感も残り納得いかないまま、猿田彦神社に向かう。この神社境内には佐瑠女神社もあり、芸能の神様「あめのうずめの命」も祀ってあるのでこれは絶対行かねば!お守りも購入。しっかり願掛けした

そして、某氏が一番スピリチュアルだと言っていた月読宮に移動。まだ夕方4時くらいなのにすでにあたりは暗い。さくっとお参りを済ませ、さっさと早足で出口にむかう。ほんとに暗くて怖い(お化けや霊でなく一人で神社をうろついてるオヤジが!!)ので、痴漢防衛のために大声で電話で友人と話しながら帰り道を急いだ。こんなヤッツケじゃご利益なさそう!地方での夕方の神社の一人歩きはおススメしない。秋から冬の神社めぐりは早起きして3時くらいには終わるようにしたほうがいいかも!

玉砂利の上を歩き疲れきった足におススメのアロマ精油はローズマリーとラベンダー。各3滴バスタブに垂らし足浴してね。ローズマリー精油は潜在意識に働きかけ願いが叶いやすくなる効果もある。

ヤッツケ参拝で疲労困憊の一日目。さてホントに奇跡は起きるのだろうか。

~続く~

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