神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則 ~引き寄せの法則と苦しみの連鎖Vol 18~

「サラとソロモン」その本のタイトルを私は知りませんでした。
18歳までテレビ禁止で育った私の唯一の娯楽は、本でした。
だから小さい頃から色々な本を読んできたけど、サラとソロモンの本は知りませんでした。

でも、YOKOさんの人生を変えた本なのだからきっと素晴らしい本のはずだと思い、YOKOさんとお別れしたあとすぐに本屋さんに行きました。

「あったこれだ!! でも児童書みたい。」

その表紙にビックリしました。
大人向けの小説かと思えば、表紙のデザインは学童用といった感じでした。
でもその本をとった瞬間から、トキメキが止まらなくなりました。

ドキドキ、ドキドキ、いったいどんな事が書かれている本なのだろう、すぐさま本を読みたいと思いカフェに向かいました。
その時の私は不思議なことに、体調がスッカリ元に戻っていたのです。
あんなに体調が悪かったのに、YOKOさんと話していたら元気になっていたことも不思議でたまりませんでした。
でも今ならそれは分かります、人からは波動が出ていて、YOKOさんの波動が愛の波動だったからです。

そして、カフェでココアを注文し、ドキドキしながら本を開きました。

 

●サラとソロモン~引き寄せの法則~

気が付けば、外は夜になっていました。
私の目からは涙が溢れて止まらなくなっていました。

全ての答えがこの本には載っていました。
YOKOさんと同じように、なぜ私は苦しいばかりの人生になっていたのか?
この本には全て書かれていました。

私が一番印象に残ったところがありました。
(本を読んでない方はネタバレとなるので悪しからず)
それは物語の途中でソロモン(梟)がサラの友人に殺されてしまったところでした。
サラの友人が遊び半分でソロモンを殺めてしまったのです。

私はこの瞬間に、それは強い怒りと悲しみがこみ上げてきました。
物語のサラと同じように、いつの間にか私もソロモンに深い愛を抱いていたからです。
ソロモンの教えは素晴らしい、この後どうなるのだろうとわくわくしていた所に、ソロモンが殺されるという出来事が起こりました。

サラも私と同じように、
「許せない! 憎い! ひどい! 悲しい!」
そんな感情が爆発していました。

もう二度と、ソロモンに会えないとサラは深い悲しみのどん底にいました。
そんな時にソロモンが夢の中に現れてこう言うのです。

サラ:「ソロモン、あなたを撃ち殺した二人を怒ってないの??」
ソロモン:「なぜだい、サラ? なぜ僕が彼らを怒ったりしなければいけないんだい?」
サラ:「だってソロモン、あの二人はあなたを撃ち殺したのよ!」
ソロモン「いいや、サラ。僕が彼らについて考える時はいつでも、ただ彼らがきっかけでサラに会えたことをありがたく思うだけだ。」
サラ:「でもソロモン、あなたを撃ち殺したことの方がそれよりもずっと重要なことなんじゃないの?」
サロモン:「僕にとって重要なことはただ一つ、僕がいい気持ちを感じ取るようにするだけだ。いい気持ちを感じていながら、同時に彼らに怒りを感じることはできない。僕の《心の扉》を開いたままにしておくことが、最も重要なことなんだ、サラ。だから僕はいつでも、いい気持ちを感じさせてくれる考えを選ぶんだ。」
サラ:「冗談は辞めてよ。あの二人はあなたを撃ち殺したのよ! どのくらい悪いことなら、ソロモンにはそれが悪いことだって分かるの?」
ソロモン:「僕が彼らに怒りを感じたとしたら、君の怒りが正当だという君の気持ちを強めるのを助けるかもしれない。でも、そうしたら僕は君の《苦しみの連鎖》に繋がってしまうだけだ。そこから何もいいこど起こりはしない。」