●自分の「想い」が現実をつくる。こんな時こそ、不安にとらわれない「自分時間」を
新型コロナの影響で、気持ちが落ち込んでいたり、不安な気分を抱えている方も多いかなと思います。
今回は、そんな気持ちを、一緒に乗り越えていけるようなコラムをお届けしたいと思います。
こんにちは、心理セラピストに似鳥陽子です。
ほんと、あっという間に、世界が変わってしまったような気がしますよね!
かくいう私も、生徒さんやクライアントさんの外出自粛により、お仕事や生活リズムが変わり、自分と向き合う時間がたーくさん出来ています。
なので、みなさんのお気持ちも、心から心から、よーくわかります。
自分を取り巻く現実や人生は、自分の発する「想い」のエネルギーからつくられていきます。
こんな時こそ、ぜひご一緒に、心をしっかり整えていきましょう!
今回は、一緒に実践できる動画付きですので、ぜひ、そちらもご覧いただけたら嬉しいです。
●世界最古の心理療法と、心理医療でもっとも有名なリラクセーション法
さて私は、自分のセラピーメニューの中で、ヒプノセラピー(催眠療法)も行っています。
ヒプノセラピーとは、世界最古の心理療法で、「眠り」を意味するヒプノシスが語源。
眠りというくらいですから、うとうとと眠りに近い状態にクライアントさんを誘導し、潜在意識にアクセスしていきます。
この催眠誘導の時に、「自律訓練法」という手法を用いています。
「自律訓練法」とは、1932年、ドイツの精神科医ヨハネス・ハインリヒ・シュルツによって創始されたリラクセーションの技法で、心療内科や精神科など、心の医療の分野でも取り入れられている、有名なメソッドです。
その中身は、1つの背景公式と6つの公式によって成り立っており、7つのメソッドを全部行わず、たった3つだけでも実践すると、誰でも簡単に、自分の心を緩め、心身ともにスッキリすることができるのです。
●3つの公式だけでも十分リラックス! いつでも誰でもどこででもできる瞑想メソッド
その方法はこんな感じです。
① 静かな場所で、リラックスできる姿勢をとり、心を落ち着かせる。
② まずは背景公式を唱える。軽く目を閉じて深い呼吸を行いながら、「気持ちが落ち着いている」と心の中で数回唱える。
③ 次に第一公式(四肢の重感:手足が重たい)を心の中で唱える。両手、両足に意識を向けて、その重たさを感じてみる。
④ ゆったり重く感じてきたら、第二公式(四肢の温感:手足が温かい)を心の中で唱え、自分の手足の温かさを感じてみる。
⑤ 各メソッドは、3〜5分間を目安に行う。
いかがでしょうか。
「瞑想」というと難しそうに感じるかもしれませんが、からだの重さと温かさという「体験」に意識を向けていく、こちらの自律訓練法なら、実践できそうですよね。
1日20分の瞑想を8週間続けると、脳のストレス耐性がアップするそう。
自分ひとりだと、コツや感覚をつかむのがわかりづらい方もいらっしゃるかもと思い、今回のコラムの内容と、実際の誘導瞑想とアファメーションを動画にしてみました!
よろしかったら、ぜひご一緒にレッツ瞑想!
心すこやかに、この局面を一緒に乗り越えていきましょう!
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